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去年はもっと民主主義を、今年は国民投票は危ない

「ゴー宣道場」の応募者が異常に多い。
なるべく早めに応募した人を優先しつつ、しかし初参加の人をなるべく多くとりながら、なおかつ熱心な常連を外さぬようにして、さらに美女を逃さぬような、絶妙の選定作業を秘書みなぼんにしてほしい。
苦しいか? わしゃ知らん。 

イギリスの「国民投票」によるEU離脱派の勝利で、またしても民主主義の根本的病いが噴出したので、『民主主義という病い』の霊力には我ながら恐ろしくなってくる。 

去年までは、アカ臭いシールズ坊やや、それを称賛する高橋源一郎や、左派系マスコミの「民主主義バンザイ論」で誤魔化せていたのかもしれないが、今年はもうすっかり古臭いイデオロギーに成り果てた。 

なにしろ舛添都知事をギロチンにかけろという狂気の集団バッシングが発生し、民衆とマスコミの連携リンチはついに止められなかった。
この問題はわしの『民主主義という病い』の美味礼賛の章を描いた意味に関係している。 

次いでイギリスで「国民投票」という「直接民主主義」によって、EU離脱が決まったのに、実はEU離脱の意味も知らなかったので後悔した者たちのために、もう一度「国民投票」をやってくれと要求している愚民どもがいる。 

だが、残留派だってEUについてどこまで深く考えているかは大いに怪しいのだ。
残留派の若者の馬鹿者たちは、エドマンド・バークがいかに凄い人物だったかを知らんだろう。
自国の歴史を知らぬ者は「国民」ですらない。
あの若者たちより、わしの方がイギリスの本来の素晴らしさを知っている。
それは決して懐古趣味ではないのだ。 

日本国内でも、知識人やメディアが去年まで日本をもっと「民主主義」の国にしろ、「民主主義バンザイ」と言ってたくせに、今年はイギリスの「国民投票」の結果が愚かだったとケチをつけている。 

おいおいおいおい・・民主主義を否定するのか?
否定するならわしの『民主主義という病い』を読んで、感想を言ってみろよ!
欺瞞的な態度ばかり取ってるんじゃないぞ! 

去年は「民主主義バンザイ」、今年は「国民投票なんてなぜやった?」・・などと、よくそんなに真っ逆さまに主張を変えられるもんだな。
自分が去年と真逆のことを言っていることに、気づいてもいないのだろう。 

『民主主義という病い』はもはや世界中で流行っている難病である。
まずこの「病い」を自覚すること、そして「病い発症」の歴史を知り、処方箋を考えなければならない。
全部、『民主主義という病い』に描いてるけどな。

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