記事

依然として続く官尊民卑の流れ

暇ができたので、国家公務員共済に電話し、「僕の年金はどないなってるんや」と質問してみた。6/16の続きである。実は、「国家公務員共済から届いていた」と書いた手紙は、厚生年金相当に関するものではなかった。

「4月1日以降、無職になったのに年金支払いに関する通知が届いていないけど」と質問したところ、しばらく待たされた後、「確かにそうなので、今手続き中、まだ決裁が下りていないので、下り次第通知する」との返答だった。

要するに、国家公務員共済も、厚生年金も、3ヵ月では事務が終わらないという事実が判明した。繰り返しになるが、私学共済は2ヵ月で終わっていた。

3ヵ月とは、どういう時間的意味があるのか。

身近な例でいうと、確定申告をしないといけない期日は、2.5ヵ月である。つまり、前年12月までの課税所得と税額を3月半ば頃に届け出る必要がある。遅れるとどうなるのかは調べていないながら、ペナルティがあるのは確実である。

企業の決算もほぼ同じである。会社法上、3ヵ月以内に株主総会を開催するのが原則となる。つまり3月末決算の会社の場合、6月末にすべてを終えないといけない。

これに対して、公的年金は3ヵ月で終わらない。しかもである、こちらから問い合わせないと、現在の進行状況がわからない。ちょっと考えればわかるように、年金受給権者、すなわち権利がえらく軽く見られているわけだ。

大学の事務もそうだった。指示が来て、「すぐに(たとえば1週間のうちに)対応しろ」という。この指示が大学本部からのこともあるし、文科省からのこともある。しかし、「急げ」というのには理由があり、指示者の側でサバをよんでいる。自分たちが楽をして、手下がその皺寄せで難儀しても当然という構図である。

ついでに言うと、事務が遅いから正確だと思ってはいけない。年金機構のこれまでの実績から判明するように、また一般的にそうなのだが、事務が遅いのは能力がないからにすぎず、ミスも比例して多い。もちろん早過ぎるのも問題で、ケアレスミスが多い。適度な速さがミスも少ないと思っていいだろう。

国民はこの現実を怒らないといけない。「馬鹿にすんなよ」である。って、関東弁だが。関西では、「どアホ」かな。ちょっとニュアンスが違うか。後で「どやしの達人」に教えてもらっておく。

あわせて読みたい

「年金」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    森ゆうこ氏への請願黙殺する自民

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  2. 2

    野村克也氏「イチローは超一流」

    幻冬舎plus

  3. 3

    安倍首相の虚偽答弁 新たに判明

    田中龍作

  4. 4

    韓国社会を映す韓流スターの自殺

    渡邉裕二

  5. 5

    「サイゼ料理をアレンジ」は面倒

    fujipon

  6. 6

    中村哲医師はなぜ銃撃されたのか

    NEWSポストセブン

  7. 7

    高圧的な立民 野党合流は困難か

    早川忠孝

  8. 8

    Uberで性暴行 約半数は客の犯行?

    島田範正

  9. 9

    出所したら…新幹線殺傷男に衝撃

    文春オンライン

  10. 10

    Nスぺ地震特集に「完成度低い」

    和田政宗

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。