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ドル一時99円に急落、英投票めぐり乱高下

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の102.36/38円だった。英国民投票で離脱派勝利の思惑が強まり、ドル/円は一時99円に下落した。ポンド/円は約27円、ドル/円は約7円の値幅が出る乱高下の様相だった。

アジア時間の早朝の取引では、ユーガブの世論調査でEU残留支持52%、離脱48%などと伝わり、ドルは一時106.87円まで上昇。ポンドは一時1.5022ドルと年初来高値を付けた。ポンド/円も160円前半まで上昇した。

その後は、地方の投票結果が一進一退と報じられ、各通貨ペアも激しく上下した。スポット取引の流動性が極端に低下し「通常は潤沢な流動性があるドル/円ですら、値が飛びやすい」(証券会社)とされた。

正午にかけ、各地での離脱派の勝利が目立つようになったところ、離脱派勝利の可能性が高まったとのITVの分析などが報じられ、ドル/円やポンド/円、ポンド/ドルの売りが加速。ドル/円は一時99.00円まで下落し、2013年11月以来、2年7カ月ぶり安値をつけた。

その後に急反発したが、当局による為替介入の気配はないとの声が聞かれた。

ポンド/ドルは一時、約30年ぶりの安値1.3228ドル、ポンド/円は3年半振り安値133.18円に、それぞれ下落した。

午後3時にかけて、今回の主役となったポンド/ドルが持ち直し、落ち着いた動きになってきたとして、英離脱のアジア時間での織り込みは一巡したのではないかとの指摘が出ていた。

もっとも、今後始まる欧米市場での反応には、まだ警戒が必要だという。アジア時間に取引をしていた欧米金融機関は多いとみられているが、これから取引に参加する投資家もいるも見込まれている。

午後には麻生太郎財務相の発言が伝わったが、反応は限定的。同相は為替市場は「極めて神経質な動き、緊張感もって注視し必要なときは対応する」としたが、介入については「申し上げる段階でない」と述べるにとどめた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 102.36/38 1.1017/21 112.78/82 

午前9時現在 104.94/96 1.1329/33 118.89/93

NY午後5時 106.16/24 1.1392/97 120.78/82

(為替マーケットチーム)

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