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安倍総理が地位協定の見直し?? 中身はお粗末、安倍氏は全くやる気なし!

今日は、沖縄戦において組織的な戦闘が終結した日です。

 多くの沖縄県民が犠牲になりました。その犠牲は、米軍との戦闘ばかりでなく、日本兵に虐殺されたり、見殺しにされたり、自決を強要されたりなど、差別的な扱いを受けた結果でした。

 戦後も米軍支配下で、多大な犠牲を強いられてきたのが沖縄です。

 それが今なお続いてます。米軍兵士や軍属などから受ける犯罪、特に強姦事件、強姦殺人などは、占領軍意識丸出しの犯罪です。

 中でも、米軍は、日米安保条約により特別の地位が認められ、地位協定によってもさまざまな特別扱いが許容されています。これが沖縄県民にとっても屈辱的であるばかりか、犯罪を誘発しているのではないか、つまり米軍兵士らの特権意識の根源とも言えます。

 先般、米軍属による強姦殺人事件が起きたとき、沖縄県は政府に対し、地位協定の見直しを要求しました。

 6月19日に開催された県民大会でも同様に改定を求め、去る3月22日には沖縄県議会でも地位協定の見直し、基地の規模の整理・縮小することを要求しました。
最後の最後まで卑怯な自民党 沖縄県議会意見書採択で棄権する無責任 翁長知事を支える与党勝利 もう沖縄差別は終わりにしませんか

 そのような中で、窮地に立たされたのが、改選を控えた島尻安伊子沖縄北方担当相です。

 そのため心にもないことを言い出したのです。

 「地位協定の見直しを」

島尻安伊子沖縄北方担当相がまた沖縄県民を欺そうとしている 日米地位協定改訂を!?

 当然、菅官房長官からも相手にされないというお粗末なものでした。選挙対策で言ってみただけだったんですから。

 ところが、ここに来て何と安倍総理が口にしているのです。
日米地位協定見直し、安倍首相「成果あげたい」」(TBS2016年6月23日)

 この記事のタイトルをみたときは、安倍氏のまた選挙目当ての口先だけ公約が始まったのかと思いました。

 しかし、その内実はお粗末です。

「今回の(沖縄女性殺害)事件については、逮捕された容疑者のような人物が軍属という形で地位協定によってですね、守られている、保護されているのは、これはおかしいと、このように思います」(安倍首相)」

 沖縄県民が求めている地位協定の改定とは全く違います。安倍氏は米軍兵士なら特権があって当然だが軍属まで守られているのはおかしい、という程度のものです。

 逆にいえば、それ以上はやらないということの断言に過ぎず、米軍兵士を特別扱いする姿勢は一切、変えないということでもあります。

 今こそ、このような安倍政権に審判を下すときです。

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