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憲法改正 世代別選挙区

今回の参議院議員選挙から、隣同士の県を合わせた合区で選挙が行われる地域があります。

これは、いわゆる一票の格差を解消するための方策ですが、以前にも申し上げたとおり、私は、そのように人口比例を厳密に追及する必要はないという意見を持っております。(過去に最高裁判所判決の少数意見にもそのような意見もありました)

例えば、将来、地球全体議会というものが出来た場合、もし人口比例だけで票数を決めてしまうと、たぶん、中国やインド、南アジアなど人口の多い国の声で、地球全体の政策や行く末が左右されてしまいます。そんなことで納得できますか?

もし人口比例を重視するというのなら、経済学者らが主張しているように、現在の地域的な地区割りで選挙区を決める方式をやめ、国全体で、年代別の選挙区を設け、例えば、20歳代の人たちの代表、70歳代の人たちの代表を、それぞれの世代の総人口の比に応じて議員数を割り振って選出するという方法も興味深いです。

いずれにしても、憲法を改正する必要がありますが、せっかく選挙に参加するなら、今後のあるべき選挙の方法についてもいろいろと思いめぐらし、一院制の当否も含め、憲法改正の方向性をこのような選挙制度から議論するというのも有意義だと思います。

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