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- 2016年06月22日 12:33
【参院選】「日本共産党が輝いて見えました」〜志位委員長の"18歳のころ"
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BLOGOS編集部
■経済政策:3つのチェンジを訴えて闘います
アベノミクスということで3年半やってきたわけですが、完全に失敗だったことがはっきりしたと考えております。安倍首相は色々と都合のいい数字を並べて、上手くいっているという風におっしゃるんですが、大変重要な数字が2つあります。一つは働く人の実質賃金が5年連続、マイナス5%も目減りしている。そして日本経済の6割を占める個人消費が2年連続マイナスで、 戦後初めての冷え込みになっています。これはもうアベノミクスの失敗、消費税増税路線の失敗をはっきりと示しているということです。ですから私たちは、全体的に経済政策の軸足を財界応援から暮らし応援に切り替える。アベノミクスをやめて格差を正し、経済に民主主義、デモクラシーをということで、3つのチェンジを訴えて闘います。
第一に、税金の集め方のチェンジです。消費税頼みの道は破綻したことがはっきりしたわけですから、消費税10%は先送りで無く、きっぱりと断念すべきです。そして富裕層に応分の負担を求めて、財源を作り出します。
第二に、国民の皆さんから頂いた税金の使い方のチェンジ。まず社会保障の充実、それから若者、そして子育てに使おうということで、例えば給付制奨学金の創設、大学学費の半減を訴えていきたいです。それから国の責任で認可保育園を大量増設して、保育園に落ちない日本にするということも大事な点です。
最後に、働き方のチェンジです。ブラックな働き方を無くす。若者を使い捨てにする働き方を無くしていく。長時間労働を規制するために残業の上限を法律で規制、労働基準法の改定を提起していきたい。それから労働者派遣法の抜本改正。非正規を正社員に。こういう流れを政治の責任でつくっていく。さらに最低賃金については、中小企業への適切な形での支援と一体で、今すぐどこでも時給1500円を目指して行きたいですね。
■経済政策:"殺し殺される国"にしてはならない
私たちは戦争法を廃止していきます。特に集団的自衛権は日本に対する武力攻撃がないのに、同盟国が攻撃されたら一緒になって戦争をするということです。アメリカのベトナム戦争やイラク戦争のような無法の戦争に日本の若者を駆り立てていくと。そういう"殺し殺される国"にしてはならない、ということを訴えていきたいと思います。憲法の問題ですが、自民党は憲法改正草案を出しています。この改定案を許していいのかが大きな争点だと思います。憲法9条2項を全面的に削除し、国防軍を書き込み、海外での武力行使を無条件で可能にするような内容が盛り込まれております。緊急事態条項もあり、事実上の戒厳令という毒薬も入っています。憲法を憲法で無くしてしまう。憲法によって権力を縛るのではなくて、国民を縛り付け、立憲主義を完全に破壊するような改悪を絶対に許さないということも大いに訴えていきたいと思います。
自衛隊については、憲法9条に照らして違憲だと考えております。そうすると、9条を変えるか、自衛隊の現状を変えるかのどちらかとなりますが、私達は9条は世界に誇る日本の宝ですから、変えるべきではないと思っています。現状を変えることはすぐには出来ませんが、日本を取り巻く安全保障環境が十分に成熟するときが来ると思っています。その時期に、初めて解消のための手続きが来るということですから、それまで共存する期間があるということです。圧倒的な多数の日本国民の、自衛隊なしでも大丈夫だという合意があって初めて段階的な解消に着手するんですから、これはかなり将来の話なんです。それまでの間、日本有事の際、大きな災害の際には、自衛隊の皆さんにも働いていただくことを方針として決めております。将来的な課題としてそういう展望を持っているということなんです。私達が災害出動にも反対しているような、そんなことは無いわけですよ。



