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ソフトバンクがスーパーセル売却で合意、売却額7700億円

[東京 21日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は21日、7割超出資するフィンランドのスマートフォン向けゲーム会社スーパーセルを中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>の関係会社に売却することで合意したと発表した。売却額は約73億ドル(約7700億円)。

スーパーセルは「クラッシュ・オブ・クラン」などの人気ゲームを抱え、1日当たりのプレーヤー数は1億人超以上にのぼる。2015年の売上高は前年比36%増の21億1000万ユーロ、EBITDA(利払い・税・償却前利益)は同64%増の8億4800万ユーロ。売却に当たり、全株式の価値は約102億米ドル(約1.1兆円)と見積もられた。

売却日は8月5日。売却金の48%は8月5日に、50%は11月3日に、残りの2%は2019年8月5日に受け取る予定。売却までにスーパーセルから約4億ドル(約430億円)の配当も受け取る。

ソフトバンクは2013年にスーパーセル株式の51%を約15億ドルで取得。昨年追加取得し、現在の保有比率は72.2%。今回、全株式を売却する。投資リターンは、これまで受取配当金と合わせ、投資額の2.9倍に当たる約84億米ドル(約8800億円)にのぼる。

売却益は6000億円程度(税引前)と試算しており、2017年3月期の「非継続事業からの純利益」に含まれる見通し。

ソフトバンクは売却理由について「ソフトバンク2.0に向けた取り組みの一環として、財務体質の強化を含め、規律ある資本配分の最適化をさらに推進するもの」と説明している。

ソフトバンクをめぐっては、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>株の売却で88億ドル(手取りベース)の資金を調達するほか、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>株も約730億円で売却することを決めており、スーパーセルの売却で資金調達額は2兆円に迫る。

*内容を追加しました。

(志田義寧)

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