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「コーヒー発がん性」証拠なし、熱い飲み物には注意=WHO

[ロンドン 15日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC)は15日、最新調査の結果、コーヒーの発がん性を示す決定的な証拠はないことが明らかになったと発表した。

IARCはこれまで、クロロホルムや鉛と同様、コーヒーを「ヒトに対する発がん性が疑われる」とされる「グループ2B」に分類していた。

同機関は、ヒトと動物を対象にした1000以上の研究を調査。その結果、コーヒーを「発がん性がある」または「ない」と判断するに十分な証拠はなかった。また、コーヒーを飲むことで特定のがんの発症リスクが低下することを示唆する研究もあったという。

ただ、どんな飲み物でも、温度が約65度を超えるものであれば、食道がんを引き起こすリスクがあることが科学的に示されたと指摘。IARCのクリストファー・ワイルド所長は「非常に熱い飲み物は食道がんの一因である可能性がある」とし、「飲み物の種類ではなく、温度に関係があるとみられる」と説明した。

全米コーヒー協会は、「コーヒーを飲む人たちに朗報だ」と最新結果を歓迎した。一方、英ケンブリッジ大学のデービッド・シュピーゲルホルター教授は声明で、IARCの発表が混乱を招く可能性があると指摘。「非常に熱い飲み物はおそらく有害だとしているが、リスクがどの程度あるのかについては明らかにできていない」と批判した。さらに「IARCは昨年、ベーコンに発がん性があると発表したが、適度の摂取であればリスクはそれほど高くないことが明らかになっている」とも述べた。

IARCは昨年、ホットドッグ、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉が大腸がんのリスクを高めるほか、赤身肉も同様のリスクがあるとのリポートを発表した。

*見出しを修正して再送します。

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