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裁判所がディズニーに、裁判官が白雪姫に

日本の裁判所とアメリカの裁判所とでは、同じ裁判所でも概念が違うと思わされるニュース。

【海外発!Breaking News】家庭裁判所がディズニーの世界に! 養子縁組の最終審判で(米)
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「養子縁組の受理される日が子どもたちにとって特別な思い出になるよう、我々はいろいろな趣向を凝らします。子どもたちに一生の家族ができるお祝いですからね。」

「ダニエルちゃんはディズニーの大ファンで、特にシンデレラが大好き。担当のケースワーカーが“シンデレラになってダニエルちゃんを驚かそう”と会議で提案すると、これに賛同する輪が一気に広がったのです。そして当日はたくさんの同僚がディズニーのプリンセスやプリンスとして参加してくれることになりました。」

そして最終審判が下るという晴れの日。ダニエルちゃんは小さなティアラを頭にのせ、大好きな妖精へと姿を変えて家庭裁判所に現れた。キラキラのドレスをまとうダニエルちゃんが着席すると、前に座っていたパトリシア・ガードナー裁判官は「今日は私もプリンセスになるの。さあ、誰だか当ててみて」と訊ねる。その後黒い法服を脱ぎ捨て、おもむろに取り出した赤いリボンを頭につけると、ダニエルちゃんはすかさず「白雪姫」と嬉しそうに大声をあげた。

日本の新聞だと、「お堅い裁判所が粋な計らい」みたいな感じで伝えると思うが、少し違う。

裁判所とはいえ、それを動かしているのは一人一人の裁判官や裁判所職員、そして協力するボランティアや協力団体などだが、それらの人たちが当事者を個人として、一人一人の特性に応じて扱うというか、そんな姿勢をアメリカの上記の対応からは感じる。

これに対して日本の裁判所(に限らないが)、制度として、抽象的な当事者という無個性の存在に対する対応に終始して、個々人として接しようとしないのではないか。

日本の裁判所だって捨てたものではなく、個々の当事者の状況に応じた裁判を行うことはもちろんだが、個々の裁判が個々の事件の状況に応じて下されるのは当たり前である。
そうではなくて、対応全般の姿勢が違うのだ。

アメリカだっていつもこうやっているわけではなく、ニュースになる程度に珍しいことなのだろうが、日本でこうした扱いが報じられたら、関係者全員処分みたいな結末が待っている気がする。

おそらく、公平という観念が違うのであろう。

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