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元NHK職員が「受信料支払いの凍結」呼びかけ

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左から北村肇、池田恵理子、永田浩三各氏。池田さんが掲げるのはNHK職員向けのビラ。(写真/小宮純一)

来日した国連「表現の自由」特別報告者から「報道の独立性は重大な脅威に直面している」と指摘された日本メディアの現状について、NHKで番組制作に携わってきた池田恵理子氏、永田浩三氏と、北村肇本誌発行人が語るイベントが5月11日夜、東京都内であった。

「おはようジャーナル」「ETV特集」のディレクターだった池田氏は「熊本地震でも“政府の言うとおりに報道しろ”と発言する籾井勝人会長の元でのNHKのニュース報道の偏向ぶりは度を過ぎている。政府主張に従うと公言するのではジャーナリズムではない。すでに2000人超のNHK退職者が籾井会長の罷免要求に賛同し、署名は8万筆を超えた」と報告。

「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」のプロデューサーだった永田氏は、23年間キャスターを務めた国谷裕子さんの降板について、「内部でも残留を求める声は強かったが、放送総局長に押し切られた」。2014年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定後、番組に生出演した菅義偉官房長官に、終盤、国谷さんが重ねて質問し、その回答途中で放送が終了したことに官邸筋が猛烈に抗議したのが降板理由とされるが、国谷さん激励会に集まった顔触れに触れた上で「まだ健全な力はある」とも発言。「視聴者が経営委員を辞めさせる方法がないのが問題。籾井会長辞任までは受信料の支払いを凍結する運動が効果的ではないか」と提起した。

(小宮純一・ジャーナリスト、5月27日号)

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