- 2010年07月06日 09:01
Bankruptcy:名古屋のあおなみ線、事業再生ADR
asahi.com:名古屋「あおなみ線」運営の三セク破綻、営業は続行
赤字経営が続くあおなみ線(名古屋―金城ふ頭間約15キロ)を運営する第三セクター・名古屋臨海高速鉄道(斎藤圭三社長)は5日、私的整理の一つ「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を使って再建を目指すと発表した。事実上の経営破綻(はたん)だが、営業を続けながら再建を進め、2013年度の黒字化を目指すという。
要するに需要予測が甘すぎて、建設したはいいが経営を維持できなかったということなのである。
なにしろ、開業初年度でさえも1日当たりの利用者を6万6千人と見込んだが、同年度は約1万8千人と大幅に下回った。現在は約2万7千人しか乗らないのである。
この事業再生だか、相変わらず甘い需要予測の上に成り立っているのではあるまいか? 記事によれば、「13年度の利用者を3万2400人と予測している」とのことである。
プチ親方日の丸というか、平成の武士の商法というか、相変わらず税金にたかって生きる第三セクターという感じだ。最初に需要予測を出した県や市の担当者、あるいは需要予測を下請けした企業の責任を問うことは出来ないものかと思う。何度繰り返されても、新規事業時にはバラ色の絵が出てきて、それを前提に事業を進めていくのである。
2004年というと、愛知県に万博が開催され、トヨタ絶好調で、明るい未来しか見えなかった時期だ。既にその頃からダメダメとみんな思っていた事業がいくつかあって、その典型が長久手町を横断するリニモなのだが、リニモはまだ命脈を保っている模様だ。
生き残りの余地があるものならば、破綻する前に、税金をあてにする前に、何とかするのが経営者というものであろう。



