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- 2011年04月16日 19:03
タレブ風FXトレード法(愛称:ブラックスワン狩り)
■大した手法ではありませんが、私が行っているFXトレードのやり方を紹介します。
「まぐれ」や「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・ニコラス・タレブのヘッジファンドの手法と、フレッシュ・クラッシュから思いつきました。
昨年に「フラッシュ・クラッシュ」がありました。2010年5月6日、NYダウ30が1000ドル近く下落し、為替レートも一気に円高に進んだ出来事です。
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高速・大量の取引のシステムトレードを行うヘッジファンド等の一部が、ボラティリティの高まりを嫌忌して売買を停止したことで、市場の流動性が急速に失われたことが要因の一つという指摘がなされました。
過去にもブラックマンデー、リーマンショック後の暴落がありました。「二度あることは三度ある」ということわざがあるように、今後もこのような暴落があるのではないかと思いました。
そこで、タレブのトレーディング法をFXに応用することを考えました。
私が本で見た限りでは、タレブのヘッジファンドは、「行使価格が現在の価格から極端に離れているオプションを買う」という手法を用いているようです。
例えば、「日経平均1万500円のときに、行使価格日経平均8500円のコール・オプションを購入する」といったやり方です。
この方法は、ほとんどの場合は手数料の分だけ少し損します。しかし、極々稀にしかない“極端な価格変動”が発生した場合は、大きな収益を上げることができます。
2008年には、タレブのファンドは空前の利益を上げたという話を聞きました(※事実は確認していません)。
10年5月のフラッシュ・クラッシュ以降、買ってもいい通貨について、現在の価格よりもかなり安い水準の指値注文をFXで出し続けていました。注文が失効したら、再度注文を入れ続けました。
イメージ的には、「3年に1回10%の利益を上げ、年利3.3%くらいになればいいかな」と考えていました。
ブラック・スワンが襲来し、大きな価格変動が発生したときに指値注文をヒットさせ、収益を狙う意図があり、言わば「ブラック・スワン狩り」のようなイメージです。
余談ですが、先月は、FXの大量のロスカットラインを狙って、ヘッジファンド等が一気に円買いを仕掛けたと言われ、「ミセス・ワタナベ狩り」と呼ばれました。為替取引にはインサイダー規制はありませんので、FX業者から、顧客のポジションがヘッジファンド等にダダ漏れだった可能性があります。FXを利用する際は、個人投資家のポジションは外部に漏れているという点は認識しておいた方が無難か。
■この手法のデメリットは以下の通りです。
・ごく稀にしかヒットしない注文を出し続けるので、99.999%は徒労に終わるため、退屈で虚しい。
・離れた価格に指値注文を置くので、大きくやられる可能性は低いが、市場の変動が激しすぎる場合は、更に下落して損失が出る可能性はある。
例えば、リーマンショック後、下の赤丸で約定したとしたら、その後更に円高に振れたので、損失が出る結果に終わってしまいます。
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したがって、過去の実質為替レート平均や購買力平価等も勘案して、中長期ホールドもOKな水準にのみ注文を入れることにしています。
短期トレーディングは、投信等を利用した長期投資とは異なり、ロスカットが重要だと思います。しかし、ロスカットをしたところが底で反転してしまうという可能性もあります。そこで、中長期ホールドしたいという場合でのみ、注文を入れることにしています。FXをやらなくても、外貨MMFを購入するという場合でのみ注文を入れます。
■100%確実に大きく儲かる方法ではなく、ほとんどの場合は空振りに終わって退屈ですが、この手法は今後も続けようと思っています。
「まぐれ」や「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・ニコラス・タレブのヘッジファンドの手法と、フレッシュ・クラッシュから思いつきました。
昨年に「フラッシュ・クラッシュ」がありました。2010年5月6日、NYダウ30が1000ドル近く下落し、為替レートも一気に円高に進んだ出来事です。
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高速・大量の取引のシステムトレードを行うヘッジファンド等の一部が、ボラティリティの高まりを嫌忌して売買を停止したことで、市場の流動性が急速に失われたことが要因の一つという指摘がなされました。
過去にもブラックマンデー、リーマンショック後の暴落がありました。「二度あることは三度ある」ということわざがあるように、今後もこのような暴落があるのではないかと思いました。
そこで、タレブのトレーディング法をFXに応用することを考えました。
私が本で見た限りでは、タレブのヘッジファンドは、「行使価格が現在の価格から極端に離れているオプションを買う」という手法を用いているようです。
例えば、「日経平均1万500円のときに、行使価格日経平均8500円のコール・オプションを購入する」といったやり方です。
この方法は、ほとんどの場合は手数料の分だけ少し損します。しかし、極々稀にしかない“極端な価格変動”が発生した場合は、大きな収益を上げることができます。
2008年には、タレブのファンドは空前の利益を上げたという話を聞きました(※事実は確認していません)。
10年5月のフラッシュ・クラッシュ以降、買ってもいい通貨について、現在の価格よりもかなり安い水準の指値注文をFXで出し続けていました。注文が失効したら、再度注文を入れ続けました。
イメージ的には、「3年に1回10%の利益を上げ、年利3.3%くらいになればいいかな」と考えていました。
ブラック・スワンが襲来し、大きな価格変動が発生したときに指値注文をヒットさせ、収益を狙う意図があり、言わば「ブラック・スワン狩り」のようなイメージです。
余談ですが、先月は、FXの大量のロスカットラインを狙って、ヘッジファンド等が一気に円買いを仕掛けたと言われ、「ミセス・ワタナベ狩り」と呼ばれました。為替取引にはインサイダー規制はありませんので、FX業者から、顧客のポジションがヘッジファンド等にダダ漏れだった可能性があります。FXを利用する際は、個人投資家のポジションは外部に漏れているという点は認識しておいた方が無難か。
■この手法のデメリットは以下の通りです。
・ごく稀にしかヒットしない注文を出し続けるので、99.999%は徒労に終わるため、退屈で虚しい。
・離れた価格に指値注文を置くので、大きくやられる可能性は低いが、市場の変動が激しすぎる場合は、更に下落して損失が出る可能性はある。
例えば、リーマンショック後、下の赤丸で約定したとしたら、その後更に円高に振れたので、損失が出る結果に終わってしまいます。
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したがって、過去の実質為替レート平均や購買力平価等も勘案して、中長期ホールドもOKな水準にのみ注文を入れることにしています。
短期トレーディングは、投信等を利用した長期投資とは異なり、ロスカットが重要だと思います。しかし、ロスカットをしたところが底で反転してしまうという可能性もあります。そこで、中長期ホールドしたいという場合でのみ、注文を入れることにしています。FXをやらなくても、外貨MMFを購入するという場合でのみ注文を入れます。
■100%確実に大きく儲かる方法ではなく、ほとんどの場合は空振りに終わって退屈ですが、この手法は今後も続けようと思っています。



