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日経平均は反落、円高一服で下げ幅を縮小

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。前週末に発表された5月米雇用統計の内容が予想外に悪化したことを受け、早期の米利上げ観測が後退。円相場が1ドル106円台へと急伸し、主力輸出株を中心に売りが広がった。ただ円高一服感が強まると買い戻しの動きが強まり、下げ幅を縮小。日経平均はきょうの安値から250円以上切り返し、節目の1万6500円を上回って取引を終了した。

日経平均は朝方に300円を超す下げとなったが、売り一巡後はじりじりと切り返した。円高進行を受け朝方は自動車やハイテクなど輸出株に売りが出たが、ドル/円<JPY=EBS>が1ドル107円台を回復すると下げ渋り、日経平均の戻りに寄与した。直近の下げがきつかった鉄鋼株が買い戻されたほか、電力・ガスや陸運、食料品など内需株の一角がしっかりと推移し、相場を下支えした。

もっとも今晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に実需勢は様子見姿勢を継続。東証1部の売買代金は1兆8267億円と低水準にとどまった。大和証券・上席ストラテジストの高橋卓也氏は「週明けの日経平均の下げは限定的となったが、悪化した米雇用統計の結果を完全に織り込んだとは限らない。イエレン議長の発言内容次第では再び円高・株安懸念が強まる」と述べた。

個別銘柄では、神戸物産<3038.T>が東証1部値下がり率トップ。神戸地検と兵庫県警が同社と取引先の関係者数人に対しインサイダー容疑で一斉聴取する方針を固めたとの報道が嫌気された。半面、2016年3─5月期の連結営業利益が過去最高を更新したと報じられたアダストリア<2685.T>は年初来高値を更新した。

東証1部騰落数は、値上がり595銘柄に対し、値下がりが1233銘柄、変わらずが128銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16580.03 -62.20

寄り付き    16373.32

安値/高値   16322.64─16581.3

TOPIX<.TOPX>

終値       1332.43 -4.80

寄り付き     1317.33

安値/高値    1311.96─1332.51

東証出来高(万株) 187087

東証売買代金(億円) 18267.08

(杉山容俊)

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