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5月失業率は4.7%で大きく低下も,NFPはウソのような悪い数字でドル安が加速

U.S. Payrolls Gain 38,000 as Jobless Rate Falls to 4.7%: Chart

5月非農業部門雇用者数: 38K (予想:160K,前回:160K,前回改定:123K)
5月失業率: 4.7% (予想:4.9%,前回:5.0%)

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5月の失業率は前月から0.3%低下の4.7%になりましたが,NFP増加幅は予想の160Kを大きく下回り38Kという数字となりました。今回は,さらに4月のNFP増加幅の下方修正(160K→123K)を考慮すると1Kと計算されるウソのような悪い数字でした。つまり発表前の160K+160K=2か月で320Kの増加予想,実際には123K+38K=161Kだったので1か月の160Kの予想が結果は1Kだったということです。労働参加率も4月から0.2%下がって62.6%になりこれもよろしくないですね。当然のことながら6月利上げは絶望的で,ドル円は106円台半ばまで下落しユーロドルは1.13ドル台後半まで上昇しています。

製造業: ▲1万0000人 (前回:2000人) ※ロボット製造時代が来るか
建設業: ▲1万5000人 (前回:▲5000人) ※建設ラッシュも終了
リテール部門: 1万1400人 (前回:▲5100人) ※プラスはプラスだが焼け石に水
輸送・物流業: ▲500人 (前回:1万100人) ※ここもマイナスに転じる
情報業: ▲3万4000人 (前回:3000人) ※いまや草刈り場だぜ
金融業: 8000人 (前回:1万8000人) ※それなりに再就職はできるのか
プロフェッショナルサービス部門: 1万0000人 (前回:5万5000人) ※爆増もいつかは途切れる
教育・医療部門: 6万7000人 (前回:4万6000人) ※この好調セクターに死角はない
民間部門: 2万5000人 (前回:13万0000人) ※情報業と建設業のマイナスが痛い
政府部門: 1万3000人 (前回:▲7000人) ※政府部門に増加を頼るNFPとは…

今月は,製造業/建設業/情報業のトリプルコンボのマイナスでとんでもないNFPの数字です。頼みのリテール部門やプロフェッショナルサービス部門も1万人台では力不足で民間部門は撃沈しました。教育・医療部門はロボット化が進んでも残るセクターなので本当に今後も頑張ってほしいものです。あと労働参加率の慢性的な低下は,シニア層がリタイアするのに対して若年層が職につかないでパラサイト化している場合やついても一時雇用のために就職が安定しないという要因もあると思っています。

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