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  • mkubo1
  • 2011年10月25日 23:10

欧州の銀行で重要なことは資産査定

EUが銀行への資本増強額を1000億ユーロと試算しています。
民間のアナリストは、2000億ユーロとか3000億ユーロとかです。
コアTier1を9%というターゲットが同じなのに、この試算の違いは何なんだと思っていました。
一時、1000億ユーロは英国抜きの数字かとも思いましたが、それもどうやら違うようです。

なぜ、こんなに異なるかといえば、資産査定の違いのようです。
英国やドイツは、国債の時価が額面を上回っていますので、この国債の評価を切り上げるとのことです。
となれば、一般に銀行は、自国通貨の保有が多いので、英国やドイツは、有利になるようです。
逆に不利になるのは、イタリア、スペイン、ポルトガルでしょうか。
フランスは、微妙だそうです。

市場予想の2000億ユーロとEU予想の1000億ユーロの違いは、債券の評価の方法の違いによるのかもしれません。

何であれ、重要なことは、市場の納得する資産査定でないと意味がないということです。
日本のときも同じでした、
不良債権をどう評価するかが、不良債権処理の歴史と言っても過言ではありません。

ましてや欧州は、ソブリン債の評価です。
(日本の不良債権や米国の住宅担保ローン債券やCDOと比較して)何と簡単なことか。

ドイツ銀行は、公的資金は不要と言い切っています。
不要か要かを判断するのは市場ですから、そのうち、市場がサインを出すのだと思います。
一般的に、銀行は、「不要」と言わざるを得ませんからね。

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