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統一名簿への参加が民進党の生きる道

今朝の新聞によると、連合の神津会長が民進党の岡田代表と会談して、参院選比例区での統一名簿に民進党の参加を要請したが、岡田代表は「ハードルが高い」として難色を示したということだ。連合が考えていることは、長年のつきあいがあるからよくわかる。傘下の比例区候補者は、それぞれの産業の代表という認識があるから、面子の上からも絶対に落とすわけには行かないのだ。民進党への支持率の低迷は、頭痛の種であるに違いない。連合の組合員自体が、昔のように指令一本で動く状況ではなく流動化している現代では、支持政党の人気低迷は、なおさら不安要因になるのだ。

 一方、岡田氏としたら、ここは何としても「民進党」の名を浸透させる機会にしなければならない。統一名簿では党名をそのまま使えないから、ハードルが高いというわけだ。しかし客観的に見て、これからわずか1ヵ月の間に民進党の人気が爆発的に高まる可能性があるだろうか。「民進」の名に座りの悪さをおぼえている支持者は、今でもかなり多いように私は感じている。

 最近の安倍政権に対する危機感を強めているのは、民進党支持者よりも、むしろ「その他大勢」の方がずっと多いだろう。参院選の比例区で票を集める上で、民進党が独自の名にこだわるのが得策であるとは思えないのだ。それよりも社民も生活も包み込んだ統一名簿に合流して、そこに「民主立憲」でも「民主共生」でも「民主平和」でも、とにかく略称が「民主」になる名を頂いて戦ったらいいではないか。現状の勢力比から見て、獲得できる議席数の中で民進党が多数を占めることは間違いない。結果オーライである。

 以前にも書いたが、非改選の議席数から計算すると、この参院選は決して楽観できないのだ。ちょっと失敗すれば自公に3分の2を与えてしまう可能性は、決して小さくない。その中で比例区で統一名簿に結集することは、一人区で統一候補を立てたのと同様の効果を発揮することになる。

 繰り返して言うが、この選挙は安倍政権による改憲を阻止する決戦の場になる。改憲阻止に失敗したら、取り返しのつかないことになる。その緊張感を、決して忘れてはならない。

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