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- 2011年10月02日 23:48
先週末のNY市場の下落は不安感の台頭ではない
先週の金曜日は、四半期末ということもあり、各主要な株式市場は、引けにかけて、動きがあったようです。
主要国の引け間際、数分間の動きは、下記の通りでした。
国 引けの動き 過去3ヶ月のパフォーマンス
日本 0.2%の下落 -7.5% (-11.8%)
英国 0.5%の上昇 -17.0% (-14.4%)
仏 0.7%の上昇 -31.4% (-25.6%)
独 0.6%の上昇 -31.6% (-25.8%)
スペイン 0.7%の上昇 -24.9% (-18.5%)
米国 1.0%の下落 -15.5%
簡単に言えば、欧州買いの米国売りであったということがわかります。
こういう四半期末に好き好んで売買するのは、欧米の年金(もしくは投信)であるケースが多いですね。
欧州を買って米国を売ったからと言って、単純に、欧州に強気で米国に弱気というわけではありません。
(もちろん、そういうケースも考えられます)
多分、その資金のカントリーアロケーションで、米国株のウェートが高く、欧州のウェートが低くなっていたのだと思われます。
そのため、そのでこぼこをなくすために、米国株の出っ張った部分を売る必要があり、欧州株のへこんだ部分を買う必要があったものと推測できます。
こんな単純なものではないと思いますが、基本原理は過去のパフォーマンスとの兼ね合いが大きかったのだと思います。
また、株式投資から資金流出もあった可能性はあります。
ということで、金曜日の米国の下落(+欧州の引け際の戻り)は、ほとんど説明がつきます。
ところで、疑問に思った方も多いと思いますが、日本は、なぜ、ほとんど売られなかったのか?
多分、もともと、日本株のウェートが低いからだと思います。
例えば、3ヶ月前に、米:独:日=100:50:20であれば、9月末で、85:35:18ですから、これを、80:40:16と3ヶ月前と同じ比率にするためには、米を5売って、独を5買って、日を2売ればよいのです。
日本は、影響が少ないのです。
しかし、世の中のニュースを見ますと、不安を煽るようにして、米国株の下落を説明しています。
欧州のリスクとか、経済指標は良いのに不安感が出てきたとか…
ですから、金曜日のNYの下落=不安感と考えてしまうと、相場を見間違うような気がします。
今週は、米国で重要な経済指標が出てきます。
3日 ISM製造業景況指数 予想50.3
5日 ADP雇用統計 予想70,000人増
5日 ISM非製造業景況指数 予想52.8
7日 雇用統計
こんなことを言うと、身も蓋もないのですが、今週は、経済指標次第だと思います。
欧州のギリシャとかは、突然のデフォルトなんて、予想外のことが起きない限り、影響は少ないと思います。
まずが、ISMですが、何となく、予想よりもいい数字が出てきそうな気がしますね。
その場合、株価は、一度上を試しに行くと思います。
あと、重要なのは欧州のECBの理事会です。
まさかまさかの利下げでもあれば、株価へはかなりポジティブだと思います。
注意すべきは、銀行株です(CDSもです!)。
ここは、目が放せません。
個人的には、あまり、荒れないように思いますね。
希望も込めて、少しは落ち着くのではないかと。
主要国の引け間際、数分間の動きは、下記の通りでした。
国 引けの動き 過去3ヶ月のパフォーマンス
日本 0.2%の下落 -7.5% (-11.8%)
英国 0.5%の上昇 -17.0% (-14.4%)
仏 0.7%の上昇 -31.4% (-25.6%)
独 0.6%の上昇 -31.6% (-25.8%)
スペイン 0.7%の上昇 -24.9% (-18.5%)
米国 1.0%の下落 -15.5%
簡単に言えば、欧州買いの米国売りであったということがわかります。
こういう四半期末に好き好んで売買するのは、欧米の年金(もしくは投信)であるケースが多いですね。
欧州を買って米国を売ったからと言って、単純に、欧州に強気で米国に弱気というわけではありません。
(もちろん、そういうケースも考えられます)
多分、その資金のカントリーアロケーションで、米国株のウェートが高く、欧州のウェートが低くなっていたのだと思われます。
そのため、そのでこぼこをなくすために、米国株の出っ張った部分を売る必要があり、欧州株のへこんだ部分を買う必要があったものと推測できます。
こんな単純なものではないと思いますが、基本原理は過去のパフォーマンスとの兼ね合いが大きかったのだと思います。
また、株式投資から資金流出もあった可能性はあります。
ということで、金曜日の米国の下落(+欧州の引け際の戻り)は、ほとんど説明がつきます。
ところで、疑問に思った方も多いと思いますが、日本は、なぜ、ほとんど売られなかったのか?
多分、もともと、日本株のウェートが低いからだと思います。
例えば、3ヶ月前に、米:独:日=100:50:20であれば、9月末で、85:35:18ですから、これを、80:40:16と3ヶ月前と同じ比率にするためには、米を5売って、独を5買って、日を2売ればよいのです。
日本は、影響が少ないのです。
しかし、世の中のニュースを見ますと、不安を煽るようにして、米国株の下落を説明しています。
欧州のリスクとか、経済指標は良いのに不安感が出てきたとか…
ですから、金曜日のNYの下落=不安感と考えてしまうと、相場を見間違うような気がします。
今週は、米国で重要な経済指標が出てきます。
3日 ISM製造業景況指数 予想50.3
5日 ADP雇用統計 予想70,000人増
5日 ISM非製造業景況指数 予想52.8
7日 雇用統計
こんなことを言うと、身も蓋もないのですが、今週は、経済指標次第だと思います。
欧州のギリシャとかは、突然のデフォルトなんて、予想外のことが起きない限り、影響は少ないと思います。
まずが、ISMですが、何となく、予想よりもいい数字が出てきそうな気がしますね。
その場合、株価は、一度上を試しに行くと思います。
あと、重要なのは欧州のECBの理事会です。
まさかまさかの利下げでもあれば、株価へはかなりポジティブだと思います。
注意すべきは、銀行株です(CDSもです!)。
ここは、目が放せません。
個人的には、あまり、荒れないように思いますね。
希望も込めて、少しは落ち着くのではないかと。



