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  • mkubo1
  • 2011年08月23日 02:13

金はやり過ぎ警報が鳴っているのでは?

昨夕は、知人のご親族のお通夜へ行ってきました。
年を取ると、結婚式よりお葬式に出る回数が増えると言われますが、まさに、その通りになっています。
最近、結婚式は、年に1度くらいでしょうか。
対してお葬式は年に3、4回出ているような感じです。

お葬式のたびに、日本人というのは、面白いと思うことがあります。
それは、お清めの塩です。
お葬式に行きますと、まず、間違いなく、お塩をもらいます。
家にはいる前に、お塩を足元や体にかけて、清めるわけです。
なぜ、清めるのか。
それは、お葬式で、死穢に触れたから、その穢れを落とすための塩なのです。
しかし、科学的に見て、死穢なんて、目にも見えませんし、存在もしないのですし、塩を振りかけたところで、科学的には、何の効果も無いわけです。
そういう行為を、普通に行っている日本人は、やはり、すごいと思ってしまうのです。

フィッチが発表した米国のプライムMMFについて、興味深いデータがありましたので、書いておきます。
米国のMMFの大手10ファンド(社債を購入できるファンドで運用資産は6580億ドル)は、7月末で、資産の47%を欧州の銀行が発行した証券に投資をしていたそうです。
金融危機時は、45.4%まで低下したのですが、それ以来の低水準で、今年5月末は50.2%、6月末は48.7%でした。
リスクを感じているからこそ、ウェートを落としているのでしょう。

欧州のソブリン問題は、ソブリンの保有者である欧州の銀行にダメージを与えます。
銀行の資産内容が悪化すると、銀行が発行している様々なドル建て債務への信用が低下してしまいます。
その欧州の銀行が発行したドル建て債務(CD、CP、短期証券など)をMMFが購入しているから問題なわけです。
欧州危機が米国へ直接的に影響するのは、こういう理由があるわけです。
だから、欧州の銀行株の下落は、米国への影響大ということですね。
これが、グリーンスパンさんが言っていた欧州の危機の連鎖なのです。

マーケットで、一人、ブルマーケットを謳歌しているのが「金」市場ですね。
金のスポット価格を見ますと、1800 を超えてからの上昇スピードが早いです。
1600から1700まで15営業日
1700から1800まで8営業日
終値でどれくらいの日数を要したかです。
だんだん早くなっていますね。
1800から1900は、3、4営業日で到達するような勢いです。

リスクアセットの下落は、ひどい状況なのですが、金の上昇もひどいものです。
こういう時は、要注意ですよ(1989年の日経平均に似ているような…)。
ただ、タイミングがわからないのです。
金は、伸びきったと思ったところで、一度売ってもいいのかもしれません。

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