記事

人気経済誌から危険信号??

月曜は戦没者追悼記念日、アメリカは連休の週末です。


そして、今週末から学生たちは夏休みが始まり、いよいよ夏の相場がやって来ます。

今週のマーケットを振り返って言えることは、多くの人たちが期待していた、「ヘッド・アンド・ショルダーズ(三尊)」の売りパターンが実現しなかったことです。


上は、今週2.28%の上昇となったS&P500指数の日足チャートです。どう見ても、これはヘッド・アンド・ショルダーズだ、といったパターンでしたが、売りシグナルとなるネックライン割れは起きませんでした。もちろん、Aで分かるように、ザラ場ではネックライン割れが起きています。しかし、終値はネックラインより上です。ザラ場の動きを見て売ることは間違いではありませんが、基本的には終値を確かめてから出動します。

売り手が期待していたヘッド・アンド・ショルダーズが実現しなかったので、買い手たちは、こんなことを言い始めています。「S&P500指数が形成しているのはブル・フラッグだ。木曜のブレイクアウトが買いシグナルだ(A)。」


買い手たちの目標値は、どのあたりになるでしょうか?ブル・フラッグのポールの長さが上げ幅の目安になりますから、こんな感じになります。


ターゲットは2360、金曜の終値は2099ですから、約12.4%の上昇となります。もちろん、投資心理はコロコロ変わりますから、現在の強気が2360まで一直線に継続することは不可能です。

さて、ゼロヘッジによると、弱気論者たちが喜ぶべきことが週末に起きています。下は、多くの投資家たちに読まれている経済誌バロンズの表紙です。


先ず、大きな字の部分ですが、「株式市場に暴落は訪れない、その時はまだ来ていない」、という意味のことが記されています。そして、その下の小さな文字の部分には、こんなことが書かれています。
株式市場は高値に迫り、多くの投資家たちは近い将来に暴落が起きることを心配している。しかし、私たちが得た分析結果は、安い原油、上昇する住宅販売件数、成長が続く経済、そして他の要素を合わせた計5つのことを考えると、近い将来にマーケットが大幅下落となる可能性は低い。

バロンズ誌の表紙は逆指標として定評があります。もちろん、この記事を読んだ人たちが買い出動し、マーケットは更なる上昇という展開になるかもしれませんが、そこが買いのピークになる可能性もあります。

(参照した記事:"The Stock Market Won't Crash, Yet" - The Barron's Cover Strikes Again

あわせて読みたい

「アメリカ経済」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    アビガン承認煽る声に医師が苦言

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    賭け麻雀苦言の労連トップが朝日

    和田政宗

  3. 3

    外国人選手が逮捕 試合なく薬物

    阿曽山大噴火

  4. 4

    慰安婦団体 真の目的は日韓分断

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

  5. 5

    安倍首相の言葉と行動大きく乖離

    畠山和也

  6. 6

    森法相の迷走 元凶は安倍首相

    猪野 亨

  7. 7

    布マスクは金の無駄 飛沫防げず

    諌山裕

  8. 8

    森法相の国会答弁ねじ曲げに呆れ

    大串博志

  9. 9

    羽田で4人感染 ブラジルから到着

    ABEMA TIMES

  10. 10

    誹謗中傷の規制急ぐ政治家を危惧

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。