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原爆資料館には3回以上行くべきだが・・

長崎の原爆資料館には2回か3回は行っただろう。
広島の原爆資料館には3回以上は行ったと思う。
特別の許可を得て、原爆ドームの中に入ったこともある。
原爆資料館はとても10分程度では想像力が働かない。
資料館がどんなに丁寧に作られていても、「想像力」は必要である。
解説者がいるのといないのでは全然違ってしまう。
説明文を熟読しつつ見て回るのは本当に疲れるのだ。
だが、それでも日本人なら数回訪れるべきだとわしは思う。
1回の訪問では数年で風化してしまう。
何度も行かなきゃ記憶に刻み付けることが出来ない。 

そしてもう一点、問題があるのは、中国の南京大屠殺紀念館だ。
今は米中関係が問題含みとなっているが、これが緩和すれば、例えばヒラリー大統領が将来、南京大屠殺紀念館を訪れることもあるのではないか?
少なくとも中国はそれを目標としたロビー活動を展開するのではないか? 

それでは南京大屠殺紀念館の展示は学術的に正確と言えるのか?
全然、正確ではない。
それをアメリカ国民が見抜けるか?見抜けないだろう。
「想像力」はこの場合、日本の原爆資料館よりも働いて、もはや「妄想力」となってしまうだろう。
原爆資料館は「史料批判」をされた「ありのまま」の事実を展示しているが、南京大屠殺紀念館は「史料批判」という学術的検討を無視した被害者意識だけで、「これでもか」というほどの妄想が展示されている。

だが、アメリカ人にとって原爆資料館は「加害者」の罪悪感を刺激される忌まわしいものだが、南京大屠殺紀念館は「被害者」である中国を助けたアメリカとしての「正義感」を刺激してくれるものだ。
任期切れ直前のオバマ大統領が広島の原爆投下の地を訪れたからと行って、諸手を上げて絶賛している日本人はよっぽどのお人よしである。

南京大屠殺紀念館を中国人が真実と思い込むから、中国は核兵器を削減などしない。
中国の核兵器に対抗するために、アメリカも今後莫大な費用をかけて、核兵器の近代化を進めるだけである。 

戦後レジームは健在である。
第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国の構図は今も生きている。
戦勝国は核兵器を持てるが、敗戦国は核兵器を持てない。
それを喜んでいて、世界が平和になると信じる者は、ど外れた馬鹿である。

平和の真の意味を知りたければ『民主主義という病い』の第11章「平和とは平定のことである」を読んでほしい。

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