記事
- 2011年08月05日 21:45
なぜ、欧州に原因があるのか?
世界的に厳しい経済環境になっています。
先ほども書きましたが、私は、火元は欧州だと思います。
もちろん、米国の景気も良くないのですが、欧州の問題がなければ、米国の状況もここまで悪化しなかったのだろうと思います。
やはり、ECBの7月の利上げが、トリガーなのだと思います。
なぜか。
この利上げは、独仏にとっては、当たり前の政策かもしれませんが、周辺国にとっては、特に、景気が良いわけでもありません(GDPを比較すれすぐわかります)。
さらに、財政状況も厳しい中での利上げです。
ということは、更なる景気悪化になりかねないわけです。
それが表面化したのが、イタリアなのです。
実際、イタリア10年債が5%を越えた時期とECBの7月の利上げの時期は同じなのです。
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ここで、歴史を振り返ってみましょう。
欧州の金融システム不安と世界景気減速は、欧州の金融政策を転換させるに、十分な理由になると思うのですが、過去はどうだったのか。
1987年9月 ドイツの利上げ その後10月15日がブラックマンデーでした。
1929年9月 英国利上げ その後10月29日がブラックサーズデイでした。
今回は、ユーロという人類史上例のない通貨での出来事ですから、さてどうなるのか。
2011年7月 EUの利上げ その後、どうなるのでしょうか…
それくらい、ユーロの罪は重いのだと思います。
しかし、「イタリアごときで」と思わないでください。
日本最大の投信のグロソブの中にもイタリア国債は11.5%もあるのです。
イタリア国債の残高は1.8兆ユーロですから、ギリシャ(0.3兆ユーロ)の比じゃないのです。
私も、以前は、「イタリアは大丈夫かな」と思っていました。
しかし、もう、市場の流れには逆らえません。
これが、ユーロの運命というか試練なのだと思います。
先ほども書きましたが、私は、火元は欧州だと思います。
もちろん、米国の景気も良くないのですが、欧州の問題がなければ、米国の状況もここまで悪化しなかったのだろうと思います。
やはり、ECBの7月の利上げが、トリガーなのだと思います。
なぜか。
この利上げは、独仏にとっては、当たり前の政策かもしれませんが、周辺国にとっては、特に、景気が良いわけでもありません(GDPを比較すれすぐわかります)。
さらに、財政状況も厳しい中での利上げです。
ということは、更なる景気悪化になりかねないわけです。
それが表面化したのが、イタリアなのです。
実際、イタリア10年債が5%を越えた時期とECBの7月の利上げの時期は同じなのです。
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ここで、歴史を振り返ってみましょう。
欧州の金融システム不安と世界景気減速は、欧州の金融政策を転換させるに、十分な理由になると思うのですが、過去はどうだったのか。
1987年9月 ドイツの利上げ その後10月15日がブラックマンデーでした。
1929年9月 英国利上げ その後10月29日がブラックサーズデイでした。
今回は、ユーロという人類史上例のない通貨での出来事ですから、さてどうなるのか。
2011年7月 EUの利上げ その後、どうなるのでしょうか…
それくらい、ユーロの罪は重いのだと思います。
しかし、「イタリアごときで」と思わないでください。
日本最大の投信のグロソブの中にもイタリア国債は11.5%もあるのです。
イタリア国債の残高は1.8兆ユーロですから、ギリシャ(0.3兆ユーロ)の比じゃないのです。
私も、以前は、「イタリアは大丈夫かな」と思っていました。
しかし、もう、市場の流れには逆らえません。
これが、ユーロの運命というか試練なのだと思います。