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  • mkubo1
  • 2011年08月02日 23:26

為替の介入は効果薄では?

日本株は、確かに、PBRも1倍近辺で割安感があるのかも知れません。
これは、世界の他の株式マーケットと比較しても低い数字です。
また、震災により、業績予想が控えめになっているのも、ポジティブサプライズを演出することがあり、株式市場にとってはプラスなのかもしれません。

しかし、さすがに、欧州やら米国やらの財政問題に引きづられて、マーケットもやや軟調ではあります。
では、マーケットは、どちらを向いているのでしょうか。

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私がよく見るのは、TOPIXとか日経平均を見るのではなく、ノイズの少ない東証2部指数などを見て、方向性を確認することです。
添付は、東証2部のチャートです。
かなりきれいにトレンドが見られます。
現在は、下げトレンドの最中ということになります。
やはり、驚くべきは、6月は、世界的に株価が弱かったのですが、東証2部指数は力強く上昇していたことです。
日経平均も、結局は、7月上旬の高値へ向けて戻ったわけでした。

東証2部指数は、7月11日を天井に明確な下落トレンドに入っています。
その間、日経平均は、行ったり来たりを繰り返して、トレンドは見えにくいというか、ほとんど無い状態です。
今さらですが、ここから判断すれば、マーケットは、現在は、下落トレンド中ということだと思います。
(とはいっても、非常に狭い中での話なんですよ。たった、5%強のレンジですから…)

今日、耳にした話は、何といっても、為替介入警戒感です(新聞の影響は大ですぞ!)。
そろそろ、政府も介入をするのではないかと考えている方が多そうだということです。
介入の規模や単独か協調かにもよりますが、介入があれば、円安になり、株価も戻るであろうということのようです。
したがって、この局面は、株式市場で、目先、ショートだと思っても、介入警戒感があるため、思い切ったショートも取れないということを言う投資家もいました。

こうなってくると、介入期待(警戒)が日増しに高まって、世論に押される形で、政府財務省も、単独でも介入する可能性がでてきます。
ただ、欧州や米国の財政問題に対して、市場が納得するような回答をださないと、なかなか、今の流れは止まらないように思うのです。
つまり、介入しても効果は、持続しないであろうと思います。
しかし、日本も介入をしている余裕があるのかどうか。(短国は発行できるのですが…)
今更ですが、今まで円売り介入したポジションは、全て、含み損なのですけどね。
これもどうするのか。

最後に、気になったことがあります。
福島の原発の1号機と2号機の間で10シーベルト以上というとんでもない高い放射線量が測定されたことです。
こんなとんでもなく高い線量は、近くに使用済み燃料の一部があって、放射線を発しているとしか思えません。
そもそも、放射線量を測る測定器の最大値が10シーベルトということです。
要は、そういう事態(10シーベルト以上の線量の存在)を想定していないということなのでしょう。
それくらいのサプライズがある数値ということです。
最近、福島も、上手くいっているのかと思っていましたが、そう簡単には、処理が終わりそうにないなということを再確認させられました。
セシウム汚染など、収まるはずも無いわけです。
これは、ボディブローのようなものですかね。

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