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ヘッジファンドの需給で見る日本株動向−SQ週はどうなるか?

日本株の動向を需給面から考えて見ます。

震災2週目以降、基本的に9500円から9800円の300円の範囲です。
ビンラディン・フィーバーが1日だけありましたが、それを除けば、ほぼこの300円のせまーい範囲に2ヶ月以上も滞在しています。

海外に目を向けますと、商品市況が5月初頭に崩れて、株式市場も、ようやく下落傾向が見えてきました。
特に気になるのは、米長期債で、10年債は、3%割れまで買われました。

ここで注目したいのは、ヘッジファンドのポジションです。
なぜ、米10年債が気になるのかといえば、HFが米10年債に対して、非常に弱気のポジションを取っていた結果、マーケットは、逆に動いてしまいました。
その前に、コモディティに対しても同じです。
ジョージ・ソロスのように、上手く売り抜けている人もいるのでしょうが、多くは、ロングポジションへと傾けて、大きく損失を出していると思われます。
背景は、新興国の利上げが、原因だと思いますが、HFの行き過ぎたポジションテークが、銀先物相場のような急落(30%の下落)につながっているのだと思います。

そのヘッジファンドですが、先進国の株式全般に対しては、それほど強気でも弱きでもないことが分かっています。
S&P500先物については、やや弱気に見ていた感があります。
唯一の例外が、日本株です。
震災以降、いっきに、ロングポジションを増やし、まだ、そのロングポジションは、今でもキープし続けていると思われます。
そりゃ、300円レンジですと、動かしようも無いかもしれません。

これが、気になるのです。
なぜか。
1、 まだ、ロングポジションを持っているということは、どこかで売らないといけない。
2、 ポジションを取って2ヶ月前後たっても、日経平均に動きが見られないから、どうするか再考すべきタイミングにさしかかる。
3、 もうすぐSQがやってくるので、今のポジション(6月限)を9月限にロールするか、ロールせずにロングを手終うかを決めなければいけない。

あくまで、テクニカルナ理由で需給関係のみなんですが、SQの週(今週です!)、日本株に瞬間的に売り圧力がかかってくることもありうるかと思っています。
象徴的な出来事(東電がらみなど)でも起きれば、投売りがでやすい(ポジションを閉じるインセンティブが働く)のですが。
そういう時は、きっと「ひやっ」とするので、短期的には買ってみたいということです。
一点、気になるのは、今週の相場に弱気な人が多いことですかね。

注)ヘッジファンドの動向は、CFTCのデータに基づいています。

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