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Facebook記事操作疑惑に一つの示唆

ITニュースサイトGIZMODOがスクープした、Facebook(FB)の画面右肩の”1等地”に今一番話題のニュースを紹介するTrending Topic(トレンド)」が偏向しているとする記事で(第一弾の記事はこれ)、米国のメディアは大騒ぎです。(GIZMODOの日本語ページにも掲載されています。これこれ

内容は、トレンドが機械的に人気順に掲載しているかのような体裁をとりながら、実は専任の契約記者が存在し、その弱い立場の記者に圧力がかかって、保守層(共和党系)に関心のありそうな記事を意図的に排除し、結果的に民主党に有利な構成にしていたのではないか、という疑惑です。

残念ながら、この「トレンド」は、日本版Facebookでは見られません。なので、日本ではあまり話題になっていないようです。しかし、昨日のNHKラジオで流れたり、今朝の読売新聞でもそれなりに報じていましたので、これに関連して、別角度からの示唆的なまとめ記事が興味深いので記録しておきます。

これは、米議会上院の商務委員長がFacebookのザッカーバーグ氏に質問書簡を出したことを受けて、という体裁で、お馴染みPew Research CenterがこれまでのPewの調査を踏まえて先週末に発表したものです。かいつまんで要点を追います。

・FB上でニュースの存在はとても大きい。昨年の調査ではユーザーの63%(米国の成人の43%に相当)がFBでニュースを読んでいる。しかし、政治的立場の相違によって対応が異なる。

今年1月調査では、調査の前の週に、アメリカ人の37%が大統領選記事を読んだ。政治的立場別ではリベラルな民主党支持者では51%がそうだったが、保守的な共和党支持者では34%にとどまった。(リベラルな共和党支持者は33%、保守・中道の民主党支持者は28%)

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・この同じ調査では、大統領選について11のニュースソースを挙げ、最も有益なサイトは何かを聞いているが、選挙権を持つ18歳から29歳までの最も若い年代区分では、FBを含むソーシャルメディアが35%とダントツだ。(この件は当ブログで詳細に取り上げました

・このように、若い人ほどソーシャルメディアに頼る傾向が強いのだが、大統領予備選に関わる人では一層、その傾向が強まる。先の調査で、民主党の予備選に関わるミレニアル世代(18歳から35歳くらい)で、前の週に選挙ニュースを読んだのは74%。一方、共和党のそれは50%。

主な内容は以上ですが、付け加えると、2014年のPewの調査によると、18−29歳のFacebookのユーザーは87%にも達していました。

まとめ記事の数字から受ける全体の印象は、「Facebookで選挙関連の記事をよく読んでいるのは、若い民主党支持者だ」ということです。

で、それ以上は述べていませんが、Facebookがそれに合わせて、共和党関連記事をオミットして、民主党関連の記事を優先してるのかも、と仄かに読者に示唆しているのかも知れません。考えすぎかな。

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