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- 2011年04月10日 13:04
世界の株価から
地震からほぼ1ヶ月が経過しました。
どうしても、地震や原発問題に振り回されやすいのですが、ここ1ヶ月の動きを復習してみます。
簡単ですが、いろいろな株価比較をしてみます。
まず、世界の株価からです。
過去1ヶ月のパフォーマンス比較で、現地通貨ベースとドルベースで行います。
現地通貨 ドルベース
TOPIX -6.81% -9.94%
NK225 -4.74% -7.94%
Dow30 +2.79% +2.79%
S&P500 +1.83% +1.83%
ブラジル +3.05% +9.37%
豪州 +6.37% +11.02%
ハンセン +4.93% +5.15%
CSI300 +3.26% +3.88%
インド +7.28% +10.12%
フィリピン +8.07% +9.39%
ロシア +7.91% +10.28%
ユーロ50 +3.50% +8.02%
英国 +3.90% +5.98%
気づいた点を3つ列挙します。
l 日本は、震災の影響がでており、他に先進国と比較しても、10%から15%のパフォーマンスの悪化が見られる。
l 米国株のパフォーマンスは、日本を除いて、もっとも悪い。
l 資源国の株価のパフォーマンスが良好で、加えて当該国の為替が非常に強い。
震災の影響は、ほぼ10%かと思われます。
今後の日本株は、復興需要もあるでしょうが、震災の影響(いい影響も悪い影響も)よりも、景気の行方が焦点になるはずです。
20兆円程度の復興需要は、ある程度織り込み済みだと思います。
世界を見れば、米国が非常に厳しい状況であることが分かります。
株価は、日本を除けば、ワーストパフォーマーです。ドルも円を除けば、最弱通貨です。
何とか、プラスを保っていますが、QE2終了は、大きな転機になりそうな予感がします。
一方、資源国は、株価も為替も強いのです。
インフレ懸念の後退が最大の理由だと思います。
ここでいうインフレ懸念は、米国と欧州での金融政策の転換がもっとも影響していると思います。
欧州は、すでに、利上げを行い、今後も、利上げをするであろうと言われています。
米国は、量的緩和(QE2)の終了となり、その後、緩和策は出されないと予想されおり、金融緩和時代の終焉と見られています。
ということは、ジャブジャブに資金が供給される時代は終わったので、CPI特にコアCPIは、落ち着くのではないかということです。
ただ、原油をはじめてとするエネルギー価格は、中東情勢の影響や原発事故による世界的なエネルギーの見直し機運などがあります。
よって、簡単に、落ち着くことはなさそうです。
多くの新興国では、利上げ+通貨高で、インフレ抑制に努め、その結果、(実際にどうかは別として)インフレ懸念が遠のくと、経済が活性化され、株価も好調なわけです。
そんな中で、中国だけが、現地通貨とドルベースの株価のパフォーマンスがあまり変わりません。
これは、中語の人民元がやはり安価に操作されているからなのでしょう。
中国の経済をさらに活性化するんどえあれば、人民元をもっと高くするか、さらに利上げをしないと、新興国の中で、中国は出遅れる可能性があります。
新興国では、彼らのインフレ懸念が、先進国の金融政策の変更で遠のいたということで、再度、資金が流入し始めのです。
その結果、為替は強くなり、株価も上がりました。
今後も、そのインフレ懸念が本当に遠のいたかどうか、チェックする必要があると思います
先進国、中でも米国は、まだまだ、楽観できる状況ではありません。
ドルは、さらに安くなるかもしれません。ドルの価値はどんどん落ち始めています。
これは、QE2が終了することが分かっていて、つまり、ドルの量が、これ以上増えるわけではないのに、ドルが下落していますから、問題が大きいかもしれません。
だから、株価もワーストなのかも知れません。
最後に欧州ですが、利上げは、景気にマイナスです。
ドイツやフランスは、過熱気味の景気をスローダウンさせるのに、好都合かもしれませんが、周辺国は、財政問題もあり、GDPも前年比マイナスの国も多いです。
そういう脆弱な国も、利上げになります。
ということは、利上げを繰り返せば、株価も、脆弱な国から、先に崩れてくるはずです。
どうしても、地震や原発問題に振り回されやすいのですが、ここ1ヶ月の動きを復習してみます。
簡単ですが、いろいろな株価比較をしてみます。
まず、世界の株価からです。
過去1ヶ月のパフォーマンス比較で、現地通貨ベースとドルベースで行います。
現地通貨 ドルベース
TOPIX -6.81% -9.94%
NK225 -4.74% -7.94%
Dow30 +2.79% +2.79%
S&P500 +1.83% +1.83%
ブラジル +3.05% +9.37%
豪州 +6.37% +11.02%
ハンセン +4.93% +5.15%
CSI300 +3.26% +3.88%
インド +7.28% +10.12%
フィリピン +8.07% +9.39%
ロシア +7.91% +10.28%
ユーロ50 +3.50% +8.02%
英国 +3.90% +5.98%
気づいた点を3つ列挙します。
l 日本は、震災の影響がでており、他に先進国と比較しても、10%から15%のパフォーマンスの悪化が見られる。
l 米国株のパフォーマンスは、日本を除いて、もっとも悪い。
l 資源国の株価のパフォーマンスが良好で、加えて当該国の為替が非常に強い。
震災の影響は、ほぼ10%かと思われます。
今後の日本株は、復興需要もあるでしょうが、震災の影響(いい影響も悪い影響も)よりも、景気の行方が焦点になるはずです。
20兆円程度の復興需要は、ある程度織り込み済みだと思います。
世界を見れば、米国が非常に厳しい状況であることが分かります。
株価は、日本を除けば、ワーストパフォーマーです。ドルも円を除けば、最弱通貨です。
何とか、プラスを保っていますが、QE2終了は、大きな転機になりそうな予感がします。
一方、資源国は、株価も為替も強いのです。
インフレ懸念の後退が最大の理由だと思います。
ここでいうインフレ懸念は、米国と欧州での金融政策の転換がもっとも影響していると思います。
欧州は、すでに、利上げを行い、今後も、利上げをするであろうと言われています。
米国は、量的緩和(QE2)の終了となり、その後、緩和策は出されないと予想されおり、金融緩和時代の終焉と見られています。
ということは、ジャブジャブに資金が供給される時代は終わったので、CPI特にコアCPIは、落ち着くのではないかということです。
ただ、原油をはじめてとするエネルギー価格は、中東情勢の影響や原発事故による世界的なエネルギーの見直し機運などがあります。
よって、簡単に、落ち着くことはなさそうです。
多くの新興国では、利上げ+通貨高で、インフレ抑制に努め、その結果、(実際にどうかは別として)インフレ懸念が遠のくと、経済が活性化され、株価も好調なわけです。
そんな中で、中国だけが、現地通貨とドルベースの株価のパフォーマンスがあまり変わりません。
これは、中語の人民元がやはり安価に操作されているからなのでしょう。
中国の経済をさらに活性化するんどえあれば、人民元をもっと高くするか、さらに利上げをしないと、新興国の中で、中国は出遅れる可能性があります。
新興国では、彼らのインフレ懸念が、先進国の金融政策の変更で遠のいたということで、再度、資金が流入し始めのです。
その結果、為替は強くなり、株価も上がりました。
今後も、そのインフレ懸念が本当に遠のいたかどうか、チェックする必要があると思います
先進国、中でも米国は、まだまだ、楽観できる状況ではありません。
ドルは、さらに安くなるかもしれません。ドルの価値はどんどん落ち始めています。
これは、QE2が終了することが分かっていて、つまり、ドルの量が、これ以上増えるわけではないのに、ドルが下落していますから、問題が大きいかもしれません。
だから、株価もワーストなのかも知れません。
最後に欧州ですが、利上げは、景気にマイナスです。
ドイツやフランスは、過熱気味の景気をスローダウンさせるのに、好都合かもしれませんが、周辺国は、財政問題もあり、GDPも前年比マイナスの国も多いです。
そういう脆弱な国も、利上げになります。
ということは、利上げを繰り返せば、株価も、脆弱な国から、先に崩れてくるはずです。



