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ベッキーさんのお話と、感情の素材

ぼくには、テレビを見る習慣が基本的にない。忙しいということもあるけれども、そもそも、放送しているときにモニターの前に座っている、ということができないからだ。だから、昨日のベッキーさんのお話も、見ていない。

そもそも、人が泣いているところを見るのは好きじゃないし、youtubeを見ればあるだろうけど、確認しようとは思わない。それでも、文字起こしで見る限り、ベッキーさんの言葉には、「感情」が率直に出ていたのではないかと思う。

好きだとか、嫌いだとか、そういう感情は、誰にとってもやっかいなものだ。感情は、自分のものでありながら、自分ではコントロールできない。そして、感情が、社会的な文脈の中に置かれると、さまざまな波紋を起こすことがある。

一方で、感情は、誰にでもあるから、それを率直に表現すれば、共感を呼ぶこともある。だから、会見では、自分の感情を、率直に表現するのが良いのだと思う。ただ、そのような表現には、ある種の勇気がいる。

ベッキーさんの言葉が、共感を呼んだらしいのは、そこには、素のままの感情が表現されていたからだろう。それは、簡単なことではないし、いつもそうできるわけではない。でも、そのような表現をした人は、それだけで、カーテンを開いたことになる。

一方、自分がほんとうにどう感じているか、その感情を表現できない会見は、結局、失敗になる。感情の表現は、ほんとうに簡潔で、短いもので良い。感情という素材をそのまま出すことができるかどうかが、会見のポイントと言えるだろう。

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