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  • mkubo1

金融緩和と減税が必要な理由−経済再建が最優先

昨日、増税をしている場合ではないという考えを書きました。
これは、日本の復興を確実なものにするための「日本がやるべきこと」です。

ところで、当たり前の話ですが、世界経済は、先ほどのブログでも書きましたが、資本市場、つまり、市場主義によって成り立っています。
日本も、もちろん、その枠組みの中にいます。
そのグローバルな枠組みを離脱することなんてできないと思います。

ところで、コメントにもありましたが、この震災を機会に今の国のあり方を変えるべきという話が出てきました。
100%賛成します。以前にも、このブログでも、既得権益を打ち破ることが重要とか、道州制の導入とか提言しました。
が、世界経済の枠組みの中にいるのですから、この震災から立ち直るためには、やはり、今は、政策が必要だと思うのです。

明治維新のような改革を否定しているのではありません。間違いなく必要でしょう。
国民も、そう思っている人も案外多いと思います。(総論賛成各論反対も多いと思いますが…)
でも、現実的には、なかなか困難なわけです。
もちろん、なぜ、そういう改革ができないのかもわかっているはずです。

日本の財政は、ほとんど詰んでいると言われていますが、そうなのかも知れません。
であれば、インフレになって、国債の金利(長期金利)が上昇して、という道を歩むはずです。
が、まだ、そうなっていません。
多くの人が財政は実質破綻しているのではと懸念しているのに、市場の値段は、まだ、それを示唆していないのです。
確かに、それも、時間の問題かも知れません。
でも、まだ、数値は、それを示唆していないのです。
市場経済において、これは非常に重要なことだと思います。

以前に調べたのですが、日本のようなGDPの2倍以上の借金国で、まともに借金を返済して国は過去にありません。
が、借金国でデフォルトをする国は実在します。最近でも、アイスランドなど実在します。
一方、外貨建て借金の少ない国または借金が国内でほぼ完結している国は、デフォルトしたことが無いようです。
さらに、外貨を獲得できる国(産業を保持している国)も、デフォルトしたことが無いようです。

現在の日本は、今までにないパターンかも知れません。
もしかしたら、今後、国内からの借金が十分に出来ず、海外からの借金が始まり、そうなることで、インフレが顕在化し、円安になりという過程を進むのかもしれません。さらに、国際優良企業が海外脱出するのかも知れません。

いずれにしても、現状で、デフォルトなんていう選択肢は、ありえません。
結局、都合がいいのですが、程よいインフレを続けるしか借金を減らす方法は無いのでしょう。
そうすることによって、お金の価値を下げて、つまり、借金の価値を下げるしか、方法はありません。

長くなりましたが、そのためにも、ここで、景気を立て直すということは、非常に重要なわけです。
明治維新(日本の改革)は、政治の仕事ですが、できるだけ早期に実現して欲しいと思います。
が、それはそれで、経済は、ともかく、失速させてはいけないのです。
世界経済の枠組みを維持するためにも、経済を立て直さなければいけません。
そのためには、この大震災後の財政政策(減税)と金融政策(金融緩和)が必要だと思うのです。

現実的な話ですが、株価は、このような政策に反応して動いていくと思います。
実際は、まったく、そんな話は出ていませんが…逆の増税の話ばかり聞こえてきます。

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