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日清食HD、2020年度にカップヌードルの海外販売食数を1.5倍に

[東京 12日 ロイター] - 日清食品ホールディングス <2897.T>は12日、5カ年の中期経営計画を発表した。カップヌードルの海外展開を加速させ、現在の1.5倍の販売食数を目指す。特に、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国を重点地域として、利益成長を図る。一方、資本市場での価値も重視し、2020年度には時価総額1兆円(15年度5700億円)に高めることを目標として掲げた。

安藤徳隆専務は会見で、中計では「収益性と資本市場での価値の両面を高めていく」と述べた。特に、カップヌードルの海外展開を加速させる。

15年度に11%だった海外営業利益比率は2020年度に30%以上に高める。今後も中間層の伸びが続くことなどからブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国を重点地域として、2020年度にはこの4カ国で、海外事業利益に占める割合が約70%となることを想定している。

中国および香港での事業を分社化し、香港市場での上場を検討しているなどとの一部報道について、安藤専務は「いろいろな選択肢の中で当然検討していくが、まだ、実行していくという事実はない」と述べた。

国内では生産効率の向上を目指した投資を行うほか、カップ麺に続く第2の収益の柱として、菓子やシリアル事業を拡大させる。菓子やシリアル事業は「海外事業展開やM&Aも活用する。提携先も含めて売上高1000億円規模(15年度は約650億円)を目指す」とした。

中計期間5年間の設備投資は1500億円規模、事業投資(M&A)は1000億円規模を想定している。

2020年度の売上高はIFRS基準で5500億円(日本基準では6000億円、15年度は4681億円)、退職給付会計の影響を除いた調整後営業利益は475億円(同400億円、15年度は247億円)、ROE(株主資本利益率)は8%以上(15年度は7.4%)が目標数値となっている。

(清水律子)

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