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  • mkubo1
  • 2011年03月10日 23:32

東証と大証の統合は日本にとって必須−ライバルはPTS

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こういう状況ですので、東証といえども、大証といえども、生き残るのが非常に難しいわけです。
システム投資には、莫大なコストがかかりますし、収益は、なかなか増えません。
特に日本は、成長が期待できないので、株式市場も長年低迷しています。

そんな日本株でも、そのうちPTSで取引が増加すると思います(現状は、PTS合計で東証の出来高の約2%)。やはり、小さなコストでも減らそうとするからです。
NK225先物も、大証の独占商品ではありません。SGX(シンガポール取引所)と競争させられます。

このままですと、東証は、上記のドイツ取引所に買収され、大証はCMEに買収されなんてことになりかねません。
CMEの時価総額は約200億ドル(約1兆6000億円)なわけです。大証や東証を買うことなんて、わけないのです。

背景には、グローバル化があり、インフラとしての電子化が進化してきたことです。
世界中の上場株は、投資家が「いつでもどこでもすべての銘柄を取引できる」方向へ向かっています。
今日のコメントにもありましたが、チップの性能が人間の脳細胞に追いつくのが2018年であるとすれば、その頃には、「いつでもどこでも何でも」取引できる体制になっているように思います。

東証と大証は、さっさと統合して、その他の国内の金融取引所や商品取引所も統合して、日本取引所みたいになるべきだと思います。

希望的観測では、アジア取引所みたいなものを創設することこそが、日本の生き残る道だと思います(これは真面目にそう思っています)。
と、同時に、取引所の競争相手であるPTSは、間違いなく、巨大になると思います。
そのうち、世界規模のPTSが出来るのだと思います。

PCを立ち上げれば、すぐに、世界中の株式にアクセスできるなんて、想像すると、面白いですよね。
たとえば、トヨタを売って、GMを買うとかを同時に出来るのですよ。
成長性のある国や企業への投資も低コストでできるのでしょね。

最後に、ちょっと懸念ですが、東証の社長のコメントを聞いていると「まさか、統合取り消しとかないよね」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
たまには、社長らしくリーダーシップを発揮して欲しいものです。

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