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- 2011年03月10日 23:32
東証と大証の統合は日本にとって必須−ライバルはPTS
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東証と大証の統合は、時代の流れなのでしょう。
すべては、IT化による効率性の追求と合理化の追求が背景です。
私は、もちろん、賛成です(遅いくらいです)。
しかし、東証の社長のコメントなど読んでいますと、何だか他人事のようなコメントに感じました。
大丈夫ですかね…
想像するに、金融庁主導なのかも知れません。
逆に、大証は、何となく積極的かなと感じましたね。
以前、このブログで、ドイツ取引所によるNYSEユーロネクストの統合について書きましたが、電子化、IT化がすべてを変えたわけです。
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51225422.html
以前の証券取引所は、人間が、注文をピット(値段を決めるところ)に持って行き、売り買いを集めて、値段を付け合せていたわけです。
それがITの進化により、どんどん電子化が進んで行きます。
その結果、人間の手が入る隙間は、なくなってしまいました。
なんたって、0.01秒を争うわけで、人間にはとても対応できません。
こうなると、すべてがコンピューターによって、取引が成立しますので、いち早く、このシステムを構築してしまえば、後は、人間は必要ありません。
寝ていても、投資家が取引するたびに、微々たる金額でしょうが、小額のフィーが落ちるわけです(日本では場口銭といいます)。
これが取引所の収益源です。
しかし、取引所に対抗すべく、私設取引市場(PTS)が、出来てきました。
わかりやすく言えば、
「取引所で取引を成立させれば、場口銭が取られるので、さらに、小額のフィーで取引を成立させたいよね!」
ということで、PTSが拡がりました。
海外では、PTSが取引所と同規模の売買高になってきています。
日本では、まだまだなのですが、少しずつ増加しているのです。
ちょっと、話はずれますが、なぜ、こういう微々たるコストを気にするのか説明しておきます。
今の取引は、0.01秒を争うわけですが、ハイ・フリークエンシーという取引手法が非常に多いのです。
これは、すべて、コンピューターが、ある決められた論理に従い、瞬間的に株を買ったり売ったりして、1円とかの小さな値幅の利益を取る取引です。
こういう取引を全ての銘柄で(流動性の問題はありますが)ウオッチされ、1日に何回も取引をするわけです。
東証ですら、このハイ・フリークエンシー取引が、出来高の30%以上を占めると言われています。
これが、高速電子化が進んでいるNYなどでは、もっと、そのウェートは高いのです。
ということは、この取引の人たちの1回あたりの取引は、微々たる利益ですから、微々たるコストすら、削減したいのです。
ただ、取引の回数が、異常に頻繁なわけですから、一回あたりの利益を増やすことが非常に重要なわけです。
だから、PTSは、彼らにとって重要なわけです。
そして、ハイ・フリークエンシーは、市場に多大なる流動性をもたらしますから、投資家にとっても、メリットがあるわけです。
よって、PTSに流動性が増していくのです。
すべては、IT化による効率性の追求と合理化の追求が背景です。
私は、もちろん、賛成です(遅いくらいです)。
しかし、東証の社長のコメントなど読んでいますと、何だか他人事のようなコメントに感じました。
大丈夫ですかね…
想像するに、金融庁主導なのかも知れません。
逆に、大証は、何となく積極的かなと感じましたね。
以前、このブログで、ドイツ取引所によるNYSEユーロネクストの統合について書きましたが、電子化、IT化がすべてを変えたわけです。
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51225422.html
以前の証券取引所は、人間が、注文をピット(値段を決めるところ)に持って行き、売り買いを集めて、値段を付け合せていたわけです。
それがITの進化により、どんどん電子化が進んで行きます。
その結果、人間の手が入る隙間は、なくなってしまいました。
なんたって、0.01秒を争うわけで、人間にはとても対応できません。
こうなると、すべてがコンピューターによって、取引が成立しますので、いち早く、このシステムを構築してしまえば、後は、人間は必要ありません。
寝ていても、投資家が取引するたびに、微々たる金額でしょうが、小額のフィーが落ちるわけです(日本では場口銭といいます)。
これが取引所の収益源です。
しかし、取引所に対抗すべく、私設取引市場(PTS)が、出来てきました。
わかりやすく言えば、
「取引所で取引を成立させれば、場口銭が取られるので、さらに、小額のフィーで取引を成立させたいよね!」
ということで、PTSが拡がりました。
海外では、PTSが取引所と同規模の売買高になってきています。
日本では、まだまだなのですが、少しずつ増加しているのです。
ちょっと、話はずれますが、なぜ、こういう微々たるコストを気にするのか説明しておきます。
今の取引は、0.01秒を争うわけですが、ハイ・フリークエンシーという取引手法が非常に多いのです。
これは、すべて、コンピューターが、ある決められた論理に従い、瞬間的に株を買ったり売ったりして、1円とかの小さな値幅の利益を取る取引です。
こういう取引を全ての銘柄で(流動性の問題はありますが)ウオッチされ、1日に何回も取引をするわけです。
東証ですら、このハイ・フリークエンシー取引が、出来高の30%以上を占めると言われています。
これが、高速電子化が進んでいるNYなどでは、もっと、そのウェートは高いのです。
ということは、この取引の人たちの1回あたりの取引は、微々たる利益ですから、微々たるコストすら、削減したいのです。
ただ、取引の回数が、異常に頻繁なわけですから、一回あたりの利益を増やすことが非常に重要なわけです。
だから、PTSは、彼らにとって重要なわけです。
そして、ハイ・フリークエンシーは、市場に多大なる流動性をもたらしますから、投資家にとっても、メリットがあるわけです。
よって、PTSに流動性が増していくのです。



