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  • mkubo1
  • 2011年03月04日 21:07

今年の為替予想は、ALL円安になってきた!

寒い金曜日です。

今年は、なかなか暖かくなってくれません。

何となくですが、歳をとると寒さを感じにくくなっているような気がするんですが…

というのも、寒がりの私が、それほど寒がらないので…

今日は、為替について気になることを書いてみます。

最近のいろいろなニュースや証券会社のレポートなど見ていますと、ほとんどのドル円の見通しが円安予想となっているようです。
しかも、ドル円のレベルは90円を超えるような円安を予想しています。なんと10%以上安くなるのですよ。
理由もまたほぼ全員同じで、ユーロの利上げ、米国の景気回復と来年の利上げが主だった理由となっています。

昨晩もECBのトルシェ総裁が、来月の利上げを示唆していましたが、4月であろうが、5月であろうが、利上げが早晩行われるのは、多くの人が感じていることです。
すでにマーケットは、年内0.75%の利上げを予想しており、来年も0.75%の利上げがあるのではないかと予想しています。
米国は、利上げの時期は来年になるという予想が多いですが、利上げがあるであろうという予想には変わりありません。

一方、日本は、この異常に低いインフレ率では利上げなど、まだまだ、先ではないかという予想が多いのです。
ということで、日米、日欧の金利差の拡大が予想されるので、円が最弱通貨ということです。

これ、確かに、理論上、このようになると思います。
しかしですよ。こんな100人が100人同じことを言ってるわけです(円高の予想は、ミスター円の榊原さんくらいでしょうか…)。
こういう一方向に偏った意見が多数派になる時は、ちょっと危険な香りがしてきます。

ある程度は、円安になると思いますよ(私は、年前半に円安になって、80円台後半だと予想しました)。
でも、欧州は利上げして(多分英国も)、本当に景気を維持できるのでしょうか。
米国はQE2後に、景気を維持できるのでしょうか。景気は、本当に巡航速度になっているのでしょうか。
QE2が終わるということは、(変化としては)金融引き締めと同じ効果があります。

日本人は、どうしても、2000年8月11日を思い出してしまうのではないでしょうか?
そう、日銀がゼロ金利解除をしたときです。
株価は、当初ポジティブに反応して、月内に16000円から17200円まで上昇しました。
が、その後は、翌年の3月まで下げ続けたのです。

当時、日銀が万全と思っても、こうなったのです。

今回の円安予想の前提は、金利差なのですが、その前に、欧米の景気が持続的に良いという大前提があるわけです。

さらに、新興国のインフレももう少し気にすべきだとは思います。
本当に、90円を超える程度の円安になってくれれば、きっと、日経平均も大きく戻るのだと思います。

個人的にそうなって欲しいものです。

が、相場を考える時は、円安シナリオにも、もう少し熟慮が必要かも知れません。

よい週末を。

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