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アクティブな個人投資家は大丈夫なのか

「また誤発注なのか...」。3月下旬、東京都在住のあるベテラン個人投資家(60)は株価を映すモニターを見ながら苦々しげにつぶやいた。

 注目したのは保有している電通株の値動き。前場の寄り付きに前日比9%安と急落、その数分後、今度は大量の買い戻しが入り、株価は前日終値近辺まで一気に戻した。
消えゆく個人投資家 株式市場はステルス化 :マネー底流潮流:マネー :日本経済新聞

理由の一つに、東証が高速・大量処理の株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」を稼働させ、ヘッジファンドや大手の機関投資家がアルゴリズム取引(自動売買)を導入し始めたからだそうです。
日本でも、個人投資家は大丈夫? アメリカの2500万ドルルール?でも書いたように、個人投資家と大手の機関投資家との格差がどんどんと大きくなっているようです。

なんとなくですが、わざと歪みを発生させ、その歪みに群がるお金を、あっという間にかすめ取っていく・・・。そんなことが至るところで繰り広げられているのではないでしょうか。
そして締めには、
過去20年間、年率5%の相場下落を続けてきた日本の株式市場では、割安株投資家など長期の資産運用をめざす資金が大きな傷手を受けてきた。そして、高速売買システムの導入を機に、デイトレーダーなど短期売買の資金も撤退が目立ち始めた。果たして、「何が起きているか分からない市場」に今後も個人投資家は大切なお金を投じようとするだろうか。

と、あります。

さらにというかトドメになるのでしょうか...


東京証券取引所が、株式取引システムの増強を検討していることが15日わかった。来年5月をめどに、受け付け可能な注文数を最大1.7倍、処理速度も2倍程度にする。能力に余裕を持たせることでシステムの安定性を高める狙いだ。

 現行システムは2010年1月に稼働。1日に受け付け可能な注文数は約4700万件で、過去のピークの約4倍で設計していた。しかし、東日本大震災後に株価が乱高下した影響で、3月16日には注文数が2200万件に達した。まだ余裕はあるが、万一に備えて能力を高めることにした。

 処理速度は、現行、投資家の注文を受け付けてから受け付け通知を出すまでの時間が平均2ミリ秒(1000分の2秒)。これを1ミリ秒を目標に高速化する。投資額は数億円程度の見込みだ。
asahi.com(朝日新聞社):東証、取引システムの増強検討 処理速度2倍に - ビジネス・経済

さらに取引の高速が進みそうです。 システムの安定化の大事さはわかりますし、高速さの大事さをもわかります。 しかし、それが結果的に一部を優遇するような仕組みになるのはいかがなものでしょうか...?

そしてこれが大事なことだと思うのですが、

システムの高速化によって、凄腕個人投資家も投資スタイルの変更しはじめているのではないでしょうか?
そしてトレードを止める方も出て来ると思います。
しかし一方で、新システムに対応したテクニックとして、本やDVDが出てくると思います。市場からさった元凄腕投資家から....

機械とケンカしない方が思ったニュースでした。

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