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5月8日(日)ムネオ日記

 6日行われた日ロ首脳会談の結果についてテレビ、新聞が伝えている。

 日本外務省が平和条約締結問題で、「今までの発想にとらわれない『新しいアプローチ』で交渉を精力的に進めていくとの認識を両首脳で共有した」と発表した。

 「新しいアプローチ」という表現がどういった内容かが取りざたされている。外交は積み重ねである。その上で、お互いの名誉と尊厳をかけて外交は行われる。日本が100点でロシアが0点という外交はない。お互いがよかったという方向でなければならない。

 「新しいアプローチ」とは、「日ロ両国で英知を出して問題解決する」という意味だと私は受けとめている。様々な考え、アプローチの仕方があるのではないか。懐深く、将来を見据えての話を進めていけばよいことである。

 領土問題、国境策定、なかんずく国家主権に関する問題は最高首脳の決断しかない。安倍首相は50%以上の支持があり、プーチン大統領は80%の強い支持がある。この二人によってしか平和条約締結は出来ないのである。

 首脳会談ではお土産の贈呈も一寸とした小道具になることがある。安倍首相は双眼鏡とニコライ(ロシア人宣教師)日記を、プーチン大統領はサンクトペテルブルクに保管されていた江戸時代の絵かき川原慶賀が描いた本を、それぞれ交換したという。日本にとどまり日ロ関係につとめたニコライの日記と江戸時代の絵師川原慶賀とは、安倍首相もプーチン大統領もなかなか考えたものである。今回のお土産についてはお互い英知をだし五分、引き分けといってよいのではないか。

 今年は1956年日ソ共同宣言から60年、まさに節目の年である。安倍総理が大きな舵をきった。関心をもってこれからの日ロ関係を見守っていきたい。

 私が会長を務める軟式野球サッポロリーグ倶楽部2016年リーグ戦の開会式で挨拶をし、始球式を行う。

 夕方の便で千歳から中標津空港に向かい、19時からの別海町長水沼猛氏のお通夜の儀に参式。

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