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  • Sozen
  • 2011年06月15日 06:41

経済指標好感し原油相場反発

米中の経済指標が予想より良かったことを好感して、原油相場は反発しています。5月以来$90/bbl大台半ばは強いサポートになっており、現在ボリンジャーバンドの下限も$97/bbl台半ばですから、そこを下抜いて下落するだけの要素がないとも言えますね。6月14日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$2.07高の$99.37/bblで、引け後の時間外取引は$99/bbl台前半です。

反発はしたものの$100/bblには届かず、まだしばらくは保ち合い展開の続きそうな予感がしますね。

5月の中国のCPI は予想通り、鉱工業生産は予想を若干上回りました。中国経済は引き続き成長を続ける一方、追加利上げの観測は消えないものの喫緊の状態ではないということですね。

また、中国国家統計局によると、5月の同国の原油処理量は前年比6%増の3,847万トンで、日量換算では910万バレルと前月の909万バレルからほぼ横這いでした。
5月の軽油の生産量は前年比8.2%増の1,442万トン、ガソリン生産量は同3.6%増の678万トンとなっています。
(参考図表)

中国の原油処理量は、日量ベースで考えると今年2月の921万バレルをピークに頭打ちの感もありますが、引き続き日量900万バレル台を維持しています。

米国の小売売上高は前月比マイナスとはいえ予想より減少幅は小さく、また、自動車を除いた数字では予想を若干上回るプラスになっています。自動車販売は日本の震災の影響で部品供給に支障が生じて生産が落ちていますから除外して考えると、景気減速懸念はやや薄らいだというところでしょうか。

中国の統計でも、5月の自動車生産は前年比1.9%減になっていましたね。震災の影響はまだしばらく続くのでしょう。

また、市場のムードが強気に傾くと、ナイジェリアのフォース・マジュールも材料視されているようです。

マスターカードの調査によると、先週の全米のガソリン消費量は前週比1.1%増、前年比でも0.2%増とわずかながら増勢です。前年比での増加は2週連続となりました。ガソリン小売価格は5週連続での下げとなり、消費を支えているようですね。
(参考図表)

2011/6/14
NYMEX WTI Jul $99.37/bbl ( +2.07 )
20日移動平均: $100.37 ( -0.11 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $103.21 / -2σ: $97.53
 幅: $5.68 ( -0.36 ) / 100日平均: $14.04
ボラティリティ
 26.64 ( -0.18 ) / 100日平均: 32.58

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