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- 2016年04月29日 05:25
注目の明日金曜の米国株式市場
木曜のマーケット終了まで、あと20分ほどとなりました。下は、S&P500指数の5分足チャートです。
(青い2本の水平線は、前日水曜の安値と高値レベルを示します。)
見てのとおり、2時過ぎから下げ足が速くなり、3時15分には昨日の安値割れとなりました。
注目は、明日金曜のマーケット終了と同時に完成する週足チャートです。
矢印をやたらと入れましたが、2月に底を打って以来、S&P500指数は前の週の安値を下回って終了したことは一度もありません。一番右側の今週の週足チャートを見てください(A)。このまま行くと、2月以来初めて前の週の安値を割って終了となる可能性があります。言い換えると、S&P500指数は、2月以来初めて弱さが顕著な売りシグナルと解釈されるローソク足を形成することになります。
同じことはダウ平均にも言えます。下が週足チャートです。
今まで、前の週の安値を割って大引けとなったことは一度もありませんでしたが、今週それが初めて起きる可能性があります。
ナスダック総合指数の週足チャートも見てみましょう。
これも同様な展開ですが、ナスダックは先週の安値を既に大きく割っています(A)。明日のマーケットが異常な強さとなれば話は別ですが、ほぼ間違いなく、このまま先週の安値を下回って終了となることでしょう。更にBで分かるように、ストキャスティクスは売りシグナルであるデッドクロスも起きようとしています。
明日金曜のマーケットは注目です。
(青い2本の水平線は、前日水曜の安値と高値レベルを示します。)
見てのとおり、2時過ぎから下げ足が速くなり、3時15分には昨日の安値割れとなりました。
注目は、明日金曜のマーケット終了と同時に完成する週足チャートです。
矢印をやたらと入れましたが、2月に底を打って以来、S&P500指数は前の週の安値を下回って終了したことは一度もありません。一番右側の今週の週足チャートを見てください(A)。このまま行くと、2月以来初めて前の週の安値を割って終了となる可能性があります。言い換えると、S&P500指数は、2月以来初めて弱さが顕著な売りシグナルと解釈されるローソク足を形成することになります。
同じことはダウ平均にも言えます。下が週足チャートです。
今まで、前の週の安値を割って大引けとなったことは一度もありませんでしたが、今週それが初めて起きる可能性があります。
ナスダック総合指数の週足チャートも見てみましょう。
これも同様な展開ですが、ナスダックは先週の安値を既に大きく割っています(A)。明日のマーケットが異常な強さとなれば話は別ですが、ほぼ間違いなく、このまま先週の安値を下回って終了となることでしょう。更にBで分かるように、ストキャスティクスは売りシグナルであるデッドクロスも起きようとしています。
明日金曜のマーケットは注目です。