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- 2016年04月29日 09:00
「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その3
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「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ
アメリカの自衛隊
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-281.html
ジャパンミリタリー
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-282.html
自衛隊が使うべきは「大佐」か「1佐」か?!
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-283.html
「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その1
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-290.html
「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その2
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-292.html
いよいよラストです。
(の予定)
今回は、「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズの総まとめ。
上記リンク先にも書いてきたように、岡田の結論としては
○階級呼称(「1佐」にするか「大佐」にするか)も、「自衛隊」という名前も、変えても変えなくてもどっちでもいい
※ただし超個人的な感情としては現状に愛着ありすぎ
○でも「自衛隊」の英語表記「Japan Self-Defence Forces」は変えようよ
です。
まあ、「Japan Self-Defence Forces」という表記にも愛着はめちゃめちゃあるんですけどね。
でも、これはちょっとやっぱ変えたほうがいいんじゃないかと。
詳しくは「ジャパンミリタリー」で書いたのではしょりますが……。
「自衛隊は軍か軍じゃないか」。
これまでにも繰り返されてきた問答ですが、これはただ単に「名前に軍が付いてるかどうか」ではありません。
自衛隊は、「我が国を防衛することを主たる任務」としており、「国内」ではなく「国外」にベクトルが向く組織です。
なので、「自衛隊は軍か軍じゃないか」というよりも、「自衛隊が国際的に軍と認識されてるかされてないか」だと思います。
で、現状どうなのかというと、「ジャパンミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」としか認識されていません。
自衛隊は、国際的な任務で世界各国の軍と一緒にお仕事をしています。
世界が「これは各国軍がやること」としているお仕事を、日本は自衛隊が担当しています。
「世界の各国軍のひとつ」として、自衛隊が任務を行っています。
また、世界各国には「駐在武官」がいます。
駐在武官とは、ざっくりいえば「大使館に勤務する軍人」のことです。
日本にある各国の大使館にも、それぞれに駐在武官がいます。
そして各国にある日本大使館では、これを自衛官が務めています。
(自衛官の場合は、「駐在武官」ではなく「防衛駐在官」と呼んでいます)
各国で行われるレセプションなんかでは、その国の大使館に勤務する各国の駐在武官が集まることがありますが、自衛隊の防衛駐在官も「各国の駐在武官のひとり」として参加します。
そして、各国軍の学校には交換留学制度がありますが、自衛隊も同様です。
防衛大学校や陸海空の幹部学校、統合幕僚学校では、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ルーマニア、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシア、モンゴル、ベトナム、ラオス、カンボジア、東ティモール……といった国の軍から軍人の留学生を受け入れていて、また防衛大学校、幹部学校、統合幕僚学校からもこれらの国の軍の学校や、イタリアにある「NATO国防大学」に自衛官を留学生として派遣しています。
各国軍の学校やNATO国防大学には、さまざまな国の軍から留学生がやってきていて、自衛官もその「各国軍からの留学生のひとり」として学んでいます。
軍同士、軍人同士の国際任務、国際交流のあらゆる場に「日本代表」として存在しているのは、自衛隊であり自衛官なんです。
そして世界は自衛隊、自衛官を「軍」、「軍人」として扱っています。
世界は、自衛隊を「ジャパンミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」としか認識していません。
正式名称を知っている人でも、「Japan Self-Defence Forcesという軍」としか認識していません。
日本人がどう思ってようが、どういう憲法を持ってようが、自衛隊は「軍」としか認識されないんです。
「自衛隊は軍じゃない」と言っているのは、世界で日本人の一部(大部分?)だけなんです。
(あとは「意図」を持ってる人が「軍じゃない!」とあえて言ってるくらいでしょうか)
いくら本人が「私ってすごい変わってる人じゃないですかぁ」って言っても、周りからは「いや、ものすごくフツーですよ」としか認識されないんです。
「強いて言えば『変わってる』と自分で言うところが変わってますね」と。
なので、「ジャパンミリタリー」で書いたような現状だと、やっぱ英語表記は変えたほうがいいんじゃないかなーと。
「警備会社の人ですか?」ではお相手にも失礼ですし、なにより誤解を招きますし。
あと、「ミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」って表記だからって「侵略する軍だ!」ってのは世界の各国軍に大変失礼ですからね。
それこそ平和が崩れるような大問題に発展しかねないくらいのヘイトですからね。
日本がいくら「軍ではないんです。専守防衛なんです」って言っても、世界は「専守防衛の軍なのね」としか認識しないんです。
日本がいくら「こういう法制だから軍じゃない」と言っても、「そういう法制を持った軍」としか見られないんです。
だったら、専守防衛だとかそのへんをしっかり法制で定めて、「自衛隊はこういう組織だ!」というのをかっちり明確にしておいて、「自衛隊はこういうミリタリーなんです」としたほうがいいんじゃないかと。
国内(日本語)の呼び名は、なんでもいいと思います。
日本語として正しく、日本にふさわしいものを日本人で決めればいいと思います。
階級呼称も同じく。
でも、やっぱ英語表記は変えたほうがいいんじゃないかと。
……っていくら言っても、判断するのは自衛隊の中の人なので、私にはどうにもできないんですが。
自衛隊の中の人が「変えない」とご判断されれば、私も「了解!」とすんなり従います。
アメリカの自衛隊
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-281.html
ジャパンミリタリー
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-282.html
自衛隊が使うべきは「大佐」か「1佐」か?!
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-283.html
「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その1
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-290.html
「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その2
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-292.html
いよいよラストです。
(の予定)
今回は、「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズの総まとめ。
上記リンク先にも書いてきたように、岡田の結論としては
○階級呼称(「1佐」にするか「大佐」にするか)も、「自衛隊」という名前も、変えても変えなくてもどっちでもいい
※ただし超個人的な感情としては現状に愛着ありすぎ
○でも「自衛隊」の英語表記「Japan Self-Defence Forces」は変えようよ
です。
まあ、「Japan Self-Defence Forces」という表記にも愛着はめちゃめちゃあるんですけどね。
でも、これはちょっとやっぱ変えたほうがいいんじゃないかと。
詳しくは「ジャパンミリタリー」で書いたのではしょりますが……。
「自衛隊は軍か軍じゃないか」。
これまでにも繰り返されてきた問答ですが、これはただ単に「名前に軍が付いてるかどうか」ではありません。
自衛隊は、「我が国を防衛することを主たる任務」としており、「国内」ではなく「国外」にベクトルが向く組織です。
なので、「自衛隊は軍か軍じゃないか」というよりも、「自衛隊が国際的に軍と認識されてるかされてないか」だと思います。
で、現状どうなのかというと、「ジャパンミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」としか認識されていません。
自衛隊は、国際的な任務で世界各国の軍と一緒にお仕事をしています。
世界が「これは各国軍がやること」としているお仕事を、日本は自衛隊が担当しています。
「世界の各国軍のひとつ」として、自衛隊が任務を行っています。
また、世界各国には「駐在武官」がいます。
駐在武官とは、ざっくりいえば「大使館に勤務する軍人」のことです。
日本にある各国の大使館にも、それぞれに駐在武官がいます。
そして各国にある日本大使館では、これを自衛官が務めています。
(自衛官の場合は、「駐在武官」ではなく「防衛駐在官」と呼んでいます)
各国で行われるレセプションなんかでは、その国の大使館に勤務する各国の駐在武官が集まることがありますが、自衛隊の防衛駐在官も「各国の駐在武官のひとり」として参加します。
そして、各国軍の学校には交換留学制度がありますが、自衛隊も同様です。
防衛大学校や陸海空の幹部学校、統合幕僚学校では、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ルーマニア、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシア、モンゴル、ベトナム、ラオス、カンボジア、東ティモール……といった国の軍から軍人の留学生を受け入れていて、また防衛大学校、幹部学校、統合幕僚学校からもこれらの国の軍の学校や、イタリアにある「NATO国防大学」に自衛官を留学生として派遣しています。
各国軍の学校やNATO国防大学には、さまざまな国の軍から留学生がやってきていて、自衛官もその「各国軍からの留学生のひとり」として学んでいます。
軍同士、軍人同士の国際任務、国際交流のあらゆる場に「日本代表」として存在しているのは、自衛隊であり自衛官なんです。
そして世界は自衛隊、自衛官を「軍」、「軍人」として扱っています。
世界は、自衛隊を「ジャパンミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」としか認識していません。
正式名称を知っている人でも、「Japan Self-Defence Forcesという軍」としか認識していません。
日本人がどう思ってようが、どういう憲法を持ってようが、自衛隊は「軍」としか認識されないんです。
「自衛隊は軍じゃない」と言っているのは、世界で日本人の一部(大部分?)だけなんです。
(あとは「意図」を持ってる人が「軍じゃない!」とあえて言ってるくらいでしょうか)
いくら本人が「私ってすごい変わってる人じゃないですかぁ」って言っても、周りからは「いや、ものすごくフツーですよ」としか認識されないんです。
「強いて言えば『変わってる』と自分で言うところが変わってますね」と。
なので、「ジャパンミリタリー」で書いたような現状だと、やっぱ英語表記は変えたほうがいいんじゃないかなーと。
「警備会社の人ですか?」ではお相手にも失礼ですし、なにより誤解を招きますし。
あと、「ミリタリー、アーミー、ネイビー、エアフォース」って表記だからって「侵略する軍だ!」ってのは世界の各国軍に大変失礼ですからね。
それこそ平和が崩れるような大問題に発展しかねないくらいのヘイトですからね。
日本がいくら「軍ではないんです。専守防衛なんです」って言っても、世界は「専守防衛の軍なのね」としか認識しないんです。
日本がいくら「こういう法制だから軍じゃない」と言っても、「そういう法制を持った軍」としか見られないんです。
だったら、専守防衛だとかそのへんをしっかり法制で定めて、「自衛隊はこういう組織だ!」というのをかっちり明確にしておいて、「自衛隊はこういうミリタリーなんです」としたほうがいいんじゃないかと。
国内(日本語)の呼び名は、なんでもいいと思います。
日本語として正しく、日本にふさわしいものを日本人で決めればいいと思います。
階級呼称も同じく。
でも、やっぱ英語表記は変えたほうがいいんじゃないかと。
……っていくら言っても、判断するのは自衛隊の中の人なので、私にはどうにもできないんですが。
自衛隊の中の人が「変えない」とご判断されれば、私も「了解!」とすんなり従います。



