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- 2011年05月05日 06:55
在庫増と出荷低調で原油相場続落
5月4日のNYMEX WTI 原油先物は続落し、前日比$1.81安の$109.24/bblで引けました。引け後の時間外取引は$108/bbl台後半となっています。
米国エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が予想以上の増加となったことに加え、米国の雇用統計や製造業景況指数が予想外に悪かったこと、貴金属相場の下げなどから原油相場は3日続落となっています。
EIA統計による石油製品在庫は前週比減少で、ガソリン在庫などは2009年6月以来の低水準となっていますが、石油製品総出荷量が前週比日量126万バレルの大幅減少を示し、価格上昇による需要減退が深刻化していることをうかがわせています。
(参考記事)
スーダンなどでビンラディン殺害に抗議するデモが行われているようですが、今のところ中東・アフリカ情勢には新たに大きな混乱は生じておらず、欧州のブレント相場も続落しています。
ただ、この日原油相場の下げは米国の在庫動向をきっかけとしたものだけに、ブレントのWTI に対するプレミアムは$12/bbl弱へと若干拡大しています。
WTI 相場は$110/bblの大台がサポートにはならず終値で20日移動平均線を割り込み、移動平均線も下げに転じてしまいました。
下げの目標達成とみてここから切り返すのか、さらにボリンジャーバンドの下限である$105/bbl近辺まで下げるのかが気になるところです。
5月3日の大幅下落局面では取組高はあまり減っていませんが、4日は出来高も膨らんでおり買い玉を建て増ししてきたファンドなどによる玉整理が始まったことをうかがわせます。
足元の原油相場は中東・アフリカ情勢の緊張による下支えに対して、価格高騰による世界の石油需要減退懸念が圧迫要因となっています。
支援材料の方は新規のニュースに乏しくなっていくのに対し、需要減退は日増しに検証材料が現れるため、今のところ買い方は劣勢になりつつあるのでしょうか。
2011/5/4
NYMEX WTI Jun $109.24/bbl ( -1.81 )
20日移動平均: $110.15 ( -0.10 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $114.73 / -2σ: $105.56
幅: $9.16 ( -0.13 ) / 100日平均: $11.46
ボラティリティ
25.77 ( +0.72 ) / 100日平均: 26.36
米国エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が予想以上の増加となったことに加え、米国の雇用統計や製造業景況指数が予想外に悪かったこと、貴金属相場の下げなどから原油相場は3日続落となっています。
EIA統計による石油製品在庫は前週比減少で、ガソリン在庫などは2009年6月以来の低水準となっていますが、石油製品総出荷量が前週比日量126万バレルの大幅減少を示し、価格上昇による需要減退が深刻化していることをうかがわせています。
(参考記事)
スーダンなどでビンラディン殺害に抗議するデモが行われているようですが、今のところ中東・アフリカ情勢には新たに大きな混乱は生じておらず、欧州のブレント相場も続落しています。
ただ、この日原油相場の下げは米国の在庫動向をきっかけとしたものだけに、ブレントのWTI に対するプレミアムは$12/bbl弱へと若干拡大しています。
WTI 相場は$110/bblの大台がサポートにはならず終値で20日移動平均線を割り込み、移動平均線も下げに転じてしまいました。
下げの目標達成とみてここから切り返すのか、さらにボリンジャーバンドの下限である$105/bbl近辺まで下げるのかが気になるところです。
5月3日の大幅下落局面では取組高はあまり減っていませんが、4日は出来高も膨らんでおり買い玉を建て増ししてきたファンドなどによる玉整理が始まったことをうかがわせます。
足元の原油相場は中東・アフリカ情勢の緊張による下支えに対して、価格高騰による世界の石油需要減退懸念が圧迫要因となっています。
支援材料の方は新規のニュースに乏しくなっていくのに対し、需要減退は日増しに検証材料が現れるため、今のところ買い方は劣勢になりつつあるのでしょうか。
2011/5/4
NYMEX WTI Jun $109.24/bbl ( -1.81 )
20日移動平均: $110.15 ( -0.10 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $114.73 / -2σ: $105.56
幅: $9.16 ( -0.13 ) / 100日平均: $11.46
ボラティリティ
25.77 ( +0.72 ) / 100日平均: 26.36



