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- 2016年04月27日 19:19
「熊本地震」の現場へ。
2/22 別府市長と面談する機会を得て
その後、急いで再び別府市に戻り、市役所にて長野市長に面会する時間を頂きました。災害対応中の中の貴重な時間。一寸たりとも無駄にはできないので、緊張感を持って次々に質問を重ねていきました。
市内の被災状況、震災の影響、震災の今後の見通し、行政としての取り組み、今後の課題、そして震災への想いなどなど。そのやり取りの中で、市長の前向きな人柄、そして復興への強い意欲、だからこその苦悩も伝わってきました。
・ 別府も震災によって建物に多くの被害が生じており、今なお少なくない人数の方々が避難所生活を強いられている
・ しかし、別府の深刻な問題は今後の影響、とくに観光産業への影響である
・ すでに宿泊施設によってはGWの予約の8割方キャンセルされてしまっている (※ 僕が長野市長の発言を誤解して理解してしまったので、ここは「宿泊施設によっては」という表現に修整させて頂きました。それでも全体的に大量のキャンセルが出たのは間違いないようです。)
・ 当然余震の可能性がある中でとりわけ安全だということは難しい
・ また、より甚大な被害を被っている地域がある中で、そういう地域と差別化して別府だけが安全だと強調することもしたくない
・ だから、行政として、過大に安全を謳うことはできない。しかし、だからといって、過大に心配してもらう必要もない
・ ありのままの姿を見てもらえれば楽しく気持ちのいい街だと再認識してもらえるし、お客様も戻ってきてもらえるはずだ
・ だから、まずは市長自らがGW期間中温泉宿泊施設に10連泊しようと思っている
概ねこういう話でした。

※ 写真中央が長野市長。自分より一つ年上の大変エネルギッシュな方でした。
市長はもちろんですが、僕も実際に自分の目で見ましたので、大分にも被災者が多くいることは理解しています。ましてや熊本には今日を必死に生き抜いている被災者の方が数多くいることも学び充分理解しています。でも、長野市長と話したおかげで、地域ごとに見ていくことの大事さも改めて認識させられました。だからこそ、自分も実際に被災地を見てどう思ったかを敢えて述べたいと思います。
まず、阿蘇市については、本当に大変な状況が続いていると思います。
ひっきりなしに自衛隊の災害派遣車両が通っている様子から、東日本大震災の直後にいわき市に行ったときを思い出させられました。そのため、4月25日の時点では、ですが、行って支援、遊んで支援という言葉が不謹慎かなとも思いました。しかし、現地ではコンビニエンスストアも復旧し始めており(既にオープンしている店舗もありました。)、また数多くのボランティアの方もいらっしゃいましたので、少なくともボランティア名目であれば現地に行くことは有益だろうという印象を受けました。
ついで、由布市(湯布院)に関しては、まだまだ被害は深刻に残っています。
何より駅前の避難所にあれだけの方がいらっしゃる中で観光気分になれるかというと、正直僕はなれません。他方で、ボランティアを県外から募集することもしていません。つまり、それだけ被害が限られているとも言えるわけです。そして、どんなにお客さんが少なくても維持で営業している店舗もありますし、既に影響を開始している旅館等も少なくありません。そういう意味では、そういう店舗を何らかの形で支援することも考えても良いのかもしれません。
そして、別府市です。
率直な感想を言わせて頂ければ、確かに今は全然人がいませんが、別府はとても元気でした。そして、ほとんどのお店はお店を開けてお客さんを待ち望んでいます。確かに一部被災している場所もありますが、別府に行くことを避ける理由は、少なくとも今はないかなと思っています。ここに関しては、むしろ食べて応援、行って応援、遊んで応援ということを考えても良いのだろうと思います。
ちなみに、今回の視察中余震はあったようですが、一度も揺れを感じることはありませんでした。無責任なことも言えませんが、必要以上に恐れることもないのかもしれません。
今回の大分行きは2日間で合計走行距離が320キロ超。大変な強行軍でしたが、それでも大分から熊本に入り、それぞれの被災状況をこの目で確認できたことはとても大きな意味があったと実感しています。
改めて被災された皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、復興に向けて立ち上がる方々の強い決意を心から応援したいと思います。
最後に、帰りの航空機の中から東京の様子を一枚。
東京直下型大地震の可能性が叫ばれている昨今、東京もいつなんどき同じような震災に見舞われないとも限りません。たとえその日が来て、一時はたとしても、自分自身、このきれいな夜景が戻ってくるような活動を続けたいと思います。



