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衆院補選北海道5区の結果で考えた野党共闘の可能性

 衆議院補欠選挙、野党共闘が実現し一騎打ちとなった注目の北海道5区は、和田よしあき氏が初当選した。野党統一候補の池田まき氏は惜敗となったが、投票区(自治体別)で投票結果を見ると、今後の可能性を感じた。

 北海道5区は、札幌市厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、石狩郡当別町、石狩郡新篠津村で構成されている。
 得票率で見ていくと、このうち、札幌市厚別区、江別市、北広島市、石狩市では池田氏が勝っていた。

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 得票数でも見ると、特に千歳市、恵庭市で大きく票が和田氏に入っていることが分かる。

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 合計の得票数は、和田氏が13万5842票。池田氏が12万3517票。票差は1万2325票。市別で見ると千歳市での1万1152票差、恵庭市での6385票差が大きい。

『千歳市は人口約9万6000人。航空自衛隊千歳基地と陸上自衛隊の2駐屯地があり、約9000人の自衛隊員が住む。家族や退職者らを含めると、人口の約3割が関係者と言われる。隣接する人口約6万9000人の恵庭市も陸自の3駐屯地があり、約3500人の隊員が暮らす』(毎日新聞2016年3月24日 北海道朝刊)とされているように、自衛隊票が大きく影響したのでは、と思われる結果だ。

 北海道5区は、過去8回の選挙(補選含む)で自民党の故町村信孝氏が7回勝っている保守王国。この状況で、千歳市、恵庭市以外で池田氏が負けている投票区での差は少ないことは、池田氏は善戦したのではないだろうか。札幌と札幌に隣接しベットタウンでもある江別市と北広島市で池田氏が勝っていることを考えると、特に都市部では野党共闘が力になったと考えられる。

 野党共闘は勝利できなかったものの可能性は大きいと思える結果だった。衆参のW選挙の行方はどうなるのだろう?

※データは、北海道選挙管理委員会事務局  衆議院北海道第5区選出議員補欠選挙のページ より

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