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生理に対する見解の相違を明確にする

ブログは短文だからニュアンスが伝えきれないので、どうしても誤解・曲解が拡がってしまいます。
たとえばわしは「生理用品」を水や食料や簡易トイレと同様に被災者に配れと言われたら、抵抗感なくできます。
生活必需品だから当然です。

生理の苦痛についてなら、自分の妻や歴代の秘書や、これまで付き合った女性たちを見ていて、十分に知っています。
買い物に行って、帰って来れないほどの苦痛を電話で訴えられて、迎えに行ったりしたこともあります。
生理中にデートに誘って断られたことも何度もあります。
いまさら生理の苦痛をわしに訴えても無意味です。

わしが論点にしたのは、公的な場で、そこに女性が同席しているにも関わらず、男があえて「生理用品が必要だ」と発言するあざとさについてです。

わしならどうしたでしょう?
控室の打ち合わせの席で、「生理用品については女性が言ってくださいね。」と頼んでおくか、本番中に隣りの女性に言ってもらうよう頼んだでしょう。
その方がスマートで、ジェントルマンだと思います。

ここで「男が言ってもいいじゃないか」という反論は出るでしょう。
だが、その場合、発言者のキャラクターが影響して、わしが感じたのと同様の「わざとらしい」「フェミニズムを気取ってる」という反発が生まれるかもしれません。
それどころか「セクハラだ」と言われる危険性もあります。

実はテレビを見ていた妻がコメンテーターの発言にぎょっとしたという事実もあるのです。
嫌悪感を覚える女性もいるのです。

わしに対する反論で、付き合っているアメリカ人から「君は今、PMSの時期じゃないか?」って言われて感心したという意見がありました。
反論者はこれを肯定的に捉えていて、封建的な日本人ならこうはいかないと言ってますが、これには驚きました。
これに対して、秘書みなぼんは「自分なら蹴り入れる」とメールしてきました。

女性もいろいろで、「君は今、生理中じゃないか?」なんて言ったら、「セクハラだ」と言われる危険性の方が大きいと思います。
プライベートでも、わしは絶対言いません。
親しき仲にも礼儀ありと思っています。
アメリカ人が言ったらOKで、日本人が言ったらセクハラと言われるようでは、日本男児も情けなくなります。
けれども、わしはそんなことを言うアメリカ人はジェントルマンではないと言っておきます。

さて、さらに論を進めます。
生理に羞恥心を覚える必要はないと、進歩的な女性は言います。
けれども女性自身が感じる生理に対する羞恥心や、自己嫌悪感は、教育で生まれるものではありません。
生理が始まった瞬間から自然に生まれるのです。
教育でこれを完全に消滅させることが可能でしょうか?

日本では昔は娘に初潮があったら、赤飯炊いて家族で祝うという風習がありましたが、性に対して昔の方がおおらかだったのかもしれません。
わしの家族は、妹が初潮になっても、何もしなかったし、しなくて良かったと思います。
「妹よ、おまえもついに女か」「そうよ、子ども扱いしないでね」なんて言いあえる自信はありません。

今現在、わしの親戚の若い娘でも、生理用品を買うときに、店員が男だったら、ためらうと言います。
勇気が必要なのは、よく分かります。
そういう女性に対する配慮を、男はしなければならないと、わしは思います。

進歩主義の態度は、女性は生理に対する羞恥心をなくすべきで、男性も日常語として平然と女の生理について語るべきとなります。

これに対してわし個人の保守としての態度は、女性が生理に対する羞恥心を持つのは当然で、男性はこの感情に配慮して、秘かに助けるべきということになります。

将来的に日本人はどちらの道を行くのでしょうか?
わしはアメリカ人の性の自由・解放には嘘があると思っています。
アメリカも欧州も、日本に負けない女性差別の風潮は残っているのです。そこは勘違いしてはいけません。

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