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イエメン情勢(和平協議等)

シリアの方では和平協議は反政府派が出席を凍結したままですが、イエメンの方は、hothy-サーレハ連合の出席が(確か3日)遅れ、開始が遅れたものの、今のところ順調に進みだした模様です。
al qods al arabi net は、会議関係者の話として、最初の会合では双方とも、今回の協議が下手をすると最後の協議になるかもしれない、との危機感もあり、、柔軟性を示し、まずますの始まりであったとしていると報じています。
その危機感は国連にも強く、会議の準備に当たっては、これまでとは比べ物にならないくらい、関係者と密接な打ち合わせを行い、種々のシナリオを検討した由。
他方イエメンの民衆等の間では、協議が失敗した場合には、双方とも決定的な軍事的勝利を求め、これまで以上の戦闘が起きるだろうとの懸念が強まっている由。

他方、現地情勢としては、若干の停戦違反を除いては、非常に静かであるが、報道によれば、特にhothy連合が、停戦崩壊後、または協議の後の自己の立場を強くするための停戦違反を繰り返しているが、更にその軍事力が弱体化し他地域、または強化したい地域に大量の増援部隊を送っているとのことで、具体的には、タエズ、イッブ、ダリア、ハッジャ及び一部のマアレブ地域等に送り込んでいる由。
これらの地域では、停戦前、政府軍の激しい攻撃で、hothy連合の軍事的立場が弱体化し、崩壊に瀕していたところもあった由
なお、サウディ等アラブ連合軍の報道官が、停戦崩壊の場合は、政府軍とともに決定的軍事的な勝利を求めると発言したことは先に報告済み

また、UAE軍等が、ハドラマウトのアルカイダ攻撃のために大量の装甲車等を送り込んだことは先に報告しましたが、23日政府軍と抵抗組織は、アラブ連合空軍の空中援護(アパッチヘリが活躍した由)を受けて、アブヤンのzinjibar からアルカイダを掃討したほか、アデンやラハジェからもアルカイダを駆逐しつつある由
またドローンもアルカイダに対する攻撃に参加した由(ということは米軍との共同作戦か)
矢張り、イエメン内戦がアルカイダやISという過激派の跋扈を許す背景となったものと思われ、内戦さえ終われば、これら過激派に対する作戦もさらに活発になることが期待できると思われる

http://www.alquds.co.uk/?p=521223
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/04/23/الجيش-اليمني-يحرر-زنجبار-من-سيطرة-القاعدة-.html
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/4/23/قتلى-في-حملة-للقوات-اليمنية-على-القاعدة-بأبين

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