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全国初!上田指摘の問題猫カフェ、業務停止命令下る!

 3月9日の予算特別委員会にて、劣悪な環境にあり、都民区民から相談や苦情が私のところに直接届いた墨田区内の猫カフェについて、厳峻な対応を求めたところ、、2月26日に改善勧告と同様の内容について、3月26日を期限とする改善命令が出されたことは、過去ブログ「問題猫カフェ改善命令下る。法律と正義が行政を動かすのニャ。」にて既報の通りです。

 3月26日、改善措置の期限を迎え、それでも改善されなかった場合は「次の段階」へ進むこととなっており、地域住民とともに固唾を飲んでガン見して監視しておりました。

 そしてようやく本日、全国初の猫カフェへの業務停止命令が東京都福祉保健局により下り、劣悪な動物取扱事業者根絶に向けて大きな一歩を踏み出しました。

約30平方メートルに猫62匹…「劣悪な環境、病気蔓延」 猫カフェに業務停止命令(産経)

東京都、猫カフェを業務停止処分 全国初、繁殖管理せず不衛生(東京新聞)

YAHOO!ニューストップにもなりました!
猫カフェに業務停止命令=全国初、環境劣悪で―東京都

処分内容は以下の通り。
第一種動物取扱業者に関する行政処分について

「当該時御者は、動物の適正な管理、飼養環境の改善、大著類の整備等について、動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(平成18年1月20日環境省令第1号。以下「規則」という。)及び、第一種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目(平成18年1月20日環境省告示第20号。以下「細目」という。)を遵守していない状態であった。そのため、法第23条第3項に基づき改善命令を行った。
 改善命令期間の終了までに、改善されなかったことから、販売、保管、貸し出し及び展示の業務の全部停止を命じた。」

 全国初の業務停止命令ということで、ここまで至るには大変な道のりでありました。

改めてこれまでの状況をお示しいたします。

墨田区内の猫カフェ(第一種動物取扱事業者)への指導・処分のフロー時系列】

平成27年7月~12月

11月16日 上田の元へ地域住民から墨田区内の猫カフェの劣悪な状況の通報が届く。

12月15日 墨田区内の猫カフェフジテレビ「みんなのニュース」で報道

12月16日~21日まで連日
立ち入り検査動物愛護及び管理に関する法律第24条

 ↓ 遵守基準(法第21条第1項の環境省令で定める基準)を遵守していない

平成28年1月8日
改善勧告 法第23条第1項

 ↓

2月8日
措置実施命令 法第23条第3項

 ↓

2月12日 墨田区へ請願・陳情が提出される
2月16日 江東区へ請願・陳情が提出される(後日、陳情は廃案扱いに)
2月18日 東京都へ請願・陳情が提出される 

3月26日
改善措置の期限

 ↓

4月18日 この件にかかる全ての書類に関する上田による情報公開請求の開示※1

4月21日
業務停止命令 法第19条第1項

 ↓

聴聞(行政機関が、行為、決定をする場合に、相手方その他の関係人に意見を述べる機会を与えること。)

 ↓

5月20日業務停止期限

 ↓
 
聴聞(行政機関が、行為、決定をする場合に、相手方その他の関係人に意見を述べる機会を与えること。)

 ↓

改善が見られない場合※2

 ↓

登録の取り消し 法第19条第1項

※1
1 動物取扱業登録申請 株式会社××××(平成22年6月22日付け)
2 第一種動物取扱業登録・更新申請書(平成27年6月22日付け)
3 動物取扱業監視日報(平成26年6月20日)から(平成28年3月17日)
4 苦情等処理票(平成24年6月25日から平成28年3月16日)
5 第一種動物取扱い業者に対する改善勧告について(平成28年1月7日付け27動相第3496号)
6 弁明の機会の付与について(通知)平成28年2月10日付け27福保健環第1502号

※2
改善が見られた場合は事業継続
*****

 さて、改めて墨田区内の猫カフェのホームページを見ますと、業務停止を受けているというのに「休業のお知らせ 2016年4月21日~2016年5月20日まで休業しますので、来店予約はそれ以降で宜しくお願いします。アメーバブログ良かったら見て下さい。」などと掲げています。4月18日に入手した情報公開請求により、2010年7月1日開業のこの取扱業者へ2012年6月25日から東京都に寄せられた苦情は、直近の3月16日までに19件にものぼっていることが判明しました。2012年7月から8月にかけては、成長して販売ができなくなった去勢していない猫達を経営者の自宅付近で放し飼いをして、地域の猫と交配をしてしまう、糞尿の匂いがひどい…等々近隣住民から再三再四にわたる苦情が寄せられるという、取扱事業者にあるまじき驚愕の状況でした。
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※実際は業者名は出ていますが、そこは私が黒塗り、他は福祉保健局による黒塗り。

 昨年6月19日の登録更新申請直前の「注意指導書」には「猫の飼養頭数を10頭以下とする」とあり、既に頭数・繁殖コントロール出来ていなかったことも情報公開でわかりました。
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 で、あるにも関わらず、2回ほどの指導をして6月22日に更新を認め、その後昨年11月に都民とともに上田が担当部署に確認し、さらにテレビ報道になった後の12月17日にようやく、本所署も含めた連日の立ち入り調査となるまで、以下(本日のフジテレビみんなのニュース)のように頭数が激増して、昨年末には…

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↑このような、感染症も蔓延しかねない、動物愛護法に抵触する劣悪環境での飼養となったわけです。
繁殖コントロールが基本中の基本であり、それができなくては、施設も劣化するし、掛け合わせてはいけない種が交配することで高い確率で先天性の遺伝子疾患を持った子猫が生まれ、病気も増える、猫の命を脅かす諸悪の根源なのであります。

 次の山場は、お姐誕生日、前日の5月20日になります。

 昨年末から続く立ち入り検査や行政指導では、猫の頭数確認をして、廃棄ならびに不適切な飼養をせぬよう、厳しく管理指導してきました。業務停止期間中の猫は、「販売、保管、貸し出し及び展示の業務の全部停止」となっておりますことから、これまで以上に東京都動物愛護相談センターならびに、福祉保健局へは、責任をもって飼養環境と頭数管理の徹底を求めております。また、過去の経緯からみても、今後、繁殖・頭数コントロールがこの取扱業者にできるのか確認を続けると同時に、登録取り消しとなったあかつきには、これまで協力体制をとってきた都民の皆様とともに、すみやかに責任と愛情をもって終生猫を飼育できる機関や里親さんへの譲渡することを併せて強く強く求めてまいります。

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