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欧州市場サマリー(20日)

[20日 ロイター] - <為替>21日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会への警戒感から、ユーロが対ドルで下落した。一方、豪ドル、カナダドルなどの資源国通貨は、中国経済をめぐる懸念後退で数カ月ぶりの高値圏にとどまっている。

<ロンドン株式市場>続伸し、今年の最高値を更新して取引を終えた。原油価格が持ち直したことで1次産品株が買われた。前日つけた今年最高の終値を小幅に更新した。

この日発表の米国の原油在庫の増加幅が予想より小さかったことで原油価格が上昇。1次産品株の値上がりにつながった。

石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>とBP<BP.L>は0.7%と0.2%それぞれ上昇した。エネルギー部門はFT100種総合株価指数を約4ポイント押し上げた。

鉱業株も買われた。インベステックが鉱業株の相場は底を打ったとして、複数の企業の目標株価を引き上げた。

資源大手のアングロ・アメリカン<AAL.L>は5.2%上昇した。スイスの商品取引・資源大手グレンコア<GLEN.L>とチリの銅生産大手アントファガスタ<ANTO.L>、英豪系資源大手のBHPビリトン<BLT.L>、同リオ・ティント <RIO.L>は0.4%から3.9%上昇した。

<欧州株式市場>続伸して取引を終えた。終盤にかけて原油価格が持ち直したことが株価の追い風となった。銀行株の値上がりも全体水準を押し上げた。

クウェートで続いていた石油労働者のストライキは終了したものの、19日に発表された米原油在庫の伸びが予想より小さかったことで供給過剰懸念は和らいだ。このことが株価を押し上げた。

STOXX欧州600種銀行株指数<.SX7P> は序盤に弱含んだ後、2.20%の上昇で取引を終えた。スペインの銀行大手サンタンデール<SAN.MC>とイタリアの大手ウニクレディト<CRDI.MI>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>は3.6%から5.1%値上がりした。

トレーダーは銀行株持ち直しに明確な理由はないとしながらも、欧州中央銀行(ECB)の理事会を翌日に控えて、いくぶん期待が高まっているとした。ECBは先月、低成長・低金利の環境を銀行が乗り切るための対策を含む景気刺激策を発表した。

<ユーロ圏債券> ドイツ国債利回りが低下した。

長期インフレ期待指標が低下したほか、10年債入札が順調な結果に終わったことで、利回りを押し下げた。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)低下して0.15%と、今月記録した1年ぶりの低水準(0.075%)が視界に入った。

ポルトガルを除く他の域内国債利回りは1━2bp低下した。

ユーロ圏の長期インフレ期待を示す、ブレークイーブン・インフレ率<EUIL5YF5Y=R>が、6週間ぶりに1.40%を割り込んだ。欧州中央銀行(ECB)のインフレ率目標は2%近辺だ。

ドイツは20日、約32億ユーロの10年債入札を行い、応札倍率が1.4倍と堅調な需要を集めた。

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