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つまらなくなったNHKのテレビ

4月から「クローズアップ現代」がなくなって、夕食時のテレビがつまらなくなった。定時ニュースにつづく8時までの時間帯で、その日の動きのおよそと、テレビの報道姿勢を見ていて、8時から始まる娯楽番組が面白ければ、そのまま見ていることもある、という習慣だったのだが、それが崩れた。「クローズアップ現代」は、大きなニュースがあると中止して、ニュースを延長するのにも都合が良かったのだが、編成上のリスクもおかして「クロ現」を消してしまった理由がわからない。

 今週の月曜日も、7時半にいきなり「鶴瓶の家族に乾杯」が始まったので面食らった。ところが、妙に間延びしていて、いつもの歯切れのよさがない。番組表を見たら、8時45分までの放送になっているのがわかった。これまでは45分番組で前・後編に分けていたのを、1時間15分の番組にしたのだった。鶴瓶のキャラクターが魅力的だとは言っても、1時間以上もつきあう気にはなれなくて、見るのをやめた。

 そこで「クローズアップ現代」がどこへ行ったかというと、夜10時からの「クローズアップ現代・プラス」という番組になったらしい。キャスターが日がわりの女子アナになったということだ。ただしその時間帯は基本的に私はテレビを見ないので、縁がなくなってしまった。

 テレビの見方は人それぞれだから、個人の都合で文句をつけても仕方がないし、番組の編成替えは、最初は違和感があるのは当り前でもある。しかし「クロ現」によるニュースの深掘りは、土曜日の「特報首都圏」も含めて、私にとっては頼りになる情報源だった。これらが夕食時のテレビから消えてしまった喪失感は大きい。そのあとを埋める番組への反感が「八つ当たり」的になるのは自覚している。

 さらに余計なことを言えば、NHKのディレクターの中にも反骨のある者がいて、穴埋め番組をわざと「つまらない番組」に作っているのではないかと空想したくなった。

 今朝の新聞を見たら、「表現の自由」に関して来日した国連特別報告者が、日本での調査を終えて記者会見したという記事があった。その見出しが「日本の報道の独立性に『脅威』」(が生じている)となっている。このニュースは、昨夜のテレビでも偶然に見たのだが、それはTBSのニュースだった。NHKのテレビが報じたのか、無視したのかは、わからない。

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