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レジスタンスに迫る新興国の株

最近好調な動きとなり、新興国の株が話題になっています。下は、新興国市場の株に投資しているETF、iShares MSCI Emerging Markets(EEM)の日足チャートです。


1月20日に底打ちとなり、コモディティ市場の回復、そしてドルの下落が主な買い材料となって、この3カ月間で22%の上昇です。(同期間のS&P500指数は+12%)
・新興国市場のダウントレンドに変化は無い。この上昇は一時的なものだ。世界経済の成長は鈍化している。コモディティの生産、たとえば有り余る原油を考えると、新興国市場の株の上昇が長期化することは不可能だ。 -- スザンヌ・ハッチンズ(ドライファス/ニュートン・グローバル・リアル・リターン・ファンド)
・新興国市場の株は底を現在形成中だ。しかし、ここで買うことは勧められない。今年中に米連銀が金利を再度引き上げることが予想され、金利の引き上げはドル高に結び付く。一般的に言えることは、ドル高は新興市場の株に悪影響だ。 -- ジェフリー・クライントップ(チャールズ・シュワブ)
両者の意見を支持するように、日足チャートからも警報が出ています。


先ず、約2ドル上にはレジスタンスライン(A)が控えています。既に買っている人たちは、このレジスタンスライン付近が利食いの目標になり、そこでは空売りを試す人も大幅に増えることでしょう。更に、ストキャスティクス(B)も買われ過ぎを示していますから、ここでの積極的な買いは勧められません。もし買うのであれば、私ならストキャスティクスが売られ過ぎレベル(C)に再度下がるのを待ちます。または、ETF価格がチャネルの下辺付近(D)まで下げたところで買いを考慮します。

(参照した記事:Beware the dollar before chasing emerging-market stock rally

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