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中国GDP第1四半期は前年比+6.7%、09年以来の低成長

[北京 15日 ロイター] - 中国国家統計局が15日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増となり、事前のエコノミスト予想と一致した。

成長率は2015年第4・四半期の6.8%増から鈍化し、6.2%だった09年第1・四半期以来、7年ぶりの低水準となった。

15年通年の中国のGDP伸び率は6.9%だった。ロイター調査によると、アナリストらは中国経済が今年一段と失速すると見込んでいる。政府が財政支出を拡大し、追加利下げを実施したとしても、16年通年の成長率は6.5%にとどまると予想している。

<固定資産投資など各種指標、予想上回る>

ただ、同時に発表された固定資産投資や鉱工業生産など、各種指標は軒並み好調で、中国経済に底入れの兆しが出てきた可能性もある。

1─3月の固定資産投資は前年同期比10.7%増に加速、予想の10.3%増を上回った。

3月の鉱工業生産は前年比6.8%増となり、伸び率は予想の5.9%増を大幅に上回った。1─2月の5.4%増から加速した。

3月の小売売上高は前年比10.5%増加、伸び率は1─2月の10.2%増から加速した。予想の10.4%増も上回った。

方正証券のエコノミスト、ヤン・ウェイシャオ氏は「景気回復の兆しは、金融の環境が相対的に良好だったためだ。このトレンドは第3・四半期末まで続き、その後は下方圧力が再び強まるだろう」と述べた。

一方、回復の兆しは企業の効率性向上や市場改革の結果ではなく、なりふり構わぬ金融・財政政策によるところが大きいとの声もある。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのエコノミスト、トム・ラファティー氏は「中国経済が抱える構造問題が解決されたわけではないことを、忘れてはならない」とし、「成長率をこの水準に安定させるために、かなりの金融、財政緩和が行われてきた。この結果、長期的な経済の安定にとって必須である改革から注意がそれている」と指摘した。

*内容を追加します。

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