- 2016年04月15日 07:30
私は安倍総理に「育児と仕事の両立は無理」とはっきり言った、女性はもっと「できません感」を出そう──野田聖子×サイボウズ青野慶久
3/4仕事のできる女性は、結婚相手に何かを求めなくてもいいんじゃないか
画像を見る現在最も非婚率が高いのが、20代の非正規雇用の男性なんです。女性はフルタイムの高収入層。ここのマッチングがうまくいけば、新しい結婚の形ができるんじゃないかと。
でも男性では甲斐性とか大黒柱とかの意識が邪魔をしている。そして女性側も、優れたキャリアを持って、男性より力があっても、自分よりステータスのある人を選ぶ傾向があるのが不思議です。女性はまだ乙女志向なのかなぁ?
画像を見るそのカップルが増えてくると面白いですね。
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青野 慶久(あおの よしひさ)。1971年生まれ。愛媛県今治市出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現 パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月代表取締役社長に就任(現任)。社内のワークスタイル変革を推進し離職率を6分の1に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得。2011年から事業のクラウド化を進める。総務省ワークスタイル変革プロジェクトの外部アドバイザーやCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)の副会長を務める。著書に『ちょいデキ!』(文春新書)、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)がある
画像を見る私の夫は高卒ですが、たまに新聞や雑誌の記者に「大臣まで経験した野田さんが、なぜ高卒の男性を伴侶に選ばれたんですか?」なんて聞かれるんです! マスコミの人はそういう意識なんだなって……。
画像を見るでもそのタイミングでその結婚をするのは、周囲の反響を予想すると勇気がいりませんでしたか?
画像を見る学歴とかですか? 色々言われるとは思いました。私の母はかなり東大信仰なんです。でもそこはうやむやにして、学校はどこと聞かれても「関西のほう」とか言いながら、誤魔化しました(笑)。
画像を見る自然体ですねえ!
画像を見るもう無理はしたくなかった。私は26歳からこの仕事をしていて、他に何の取り柄がない女なんです。今まで子どもも育てていないし。せいぜいお酒が強いくらいで、おじさん化して、仕事で頑張ってきたというのが、私が世の中にかろうじて存在できている自信で。容姿も自信ないし。
でも夫は、『いつみても波瀾万丈』というテレビ番組で、郵政選挙の頃に小泉元総理と戦っている私を見て、女の人なのに頑張っているなとすごく気に入ってくれていた。ファンだったんですね。私の仕事っぷりが好きだと言ってくれたので、じゃあこの人に自分を託そうかなと。今後も仕事を続ける上で、そこをやっぱり理解してくれる人と一緖になった方がいいって。
画像を見るすごいストーリーですね。
画像を見るだからもう、仕事のできる女性は相手に何かを求めなくてもいいんじゃないか。自分を理解してくれる、それだけでもいいんじゃないかと思うんですけれど。
逆に自分より上の男性を選んでしまうとそっちに引きずられてしまって、自分の仕事ができなくなると思うんですよ。キャリアを継続したいのなら、そういう選択もありですよ。うちの場合、夫は年齢も7つ下です。
画像を見るいいですねぇ。
画像を見るでも夫の名誉のために付け加えると、彼を選んだのは自分を愛してくれるだけではなくて、人としての尊敬があるからです。
私が尊敬する3大要素というのが、私よりも「歌がうまい」「字がうまい」「漢字を知っている」で、彼はオールクリアなんですよ。彼と婚姻届け出すときに、向こうはスラスラ達筆で書いているのに私は下手なのですごく恥ずかしかった。
そういう普遍的なものが大事です。一生尊敬できる、一生乗り越えられない優れたところがある。それで一緒になれるんですよね。学歴なんて大したことじゃない。
画像を見るそうですよぇ、やはり体裁なんかで決めることじゃない。違う意味での三高ですね「歌・字・漢字」って(笑)。
画像を見るでも私にとってはものすごく大事なの、この3点。その尊敬は揺らぎません(笑)。



