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「高らかに日本軍歌を歌う」―ミャンマーの国軍―

ミャンマーは親日国である。アジアで唯一、戦後、反日教育を行わなかった国ともいわれている。熱心な小乗仏教国で、仏様に帰依して来世を信じ、貧しいながらも仏様や社会活動に対して施しを大切にする国である。アメリカに次いで世界で二番目に寄付の多い国民との報道もあった。

一昨年、ミン・アウン・フライン・ミャンマー国軍司令官来日の折には、超多忙の中、イギリスの植民地からの解放のために戦った30人のミャンマーの志士を指導した鈴木敬司大佐(南機関)の墓参に浜松まで行かれた親日家でもある。

来日以来日本への関心が高く、国軍アカデミー(士官学校)での外国語教育は英語、ロシア語、中国語の3カ国語であったが、急遽日本語を追加され、日本財団に日本語教師の派遣と柔剣道の用具200セットの援助を要請された。柔剣道の説明は省くが、いまや自衛隊でのみ行われているといってもよい心身鍛錬の柔術である。

今年3月、11ヵ月にわたる38名の日本語学科の修了式が行われた。新宿日本語学校のベテラン教師のお陰で短期間に日常会話をマスターし、来日の機会を待望されているという。

ミャンマーでは今も日本軍の軍歌50曲以上がミャンマー語に翻訳されて歌われていると、前政権のオン・ミン畜水産大臣やキン・イー入国管理人口大臣が、夕食の席で懐かしそうに語ってくれたことがあった。今回の日本語学科修了式では日本軍歌を日本語とミャンマー語で歌ったと、出席した森祐次日本財団常務理事が映像を持って帰国し、報告してくれた。是非、下段のYouTubeをクリックしてご覧頂きたい。

修了者の数人は既に日本に派遣されることになっているとのことだが、日本で民主国家における国防のあり方などを学び、ミャンマーの民主的発展に寄与する人材になってくれることを期待している。

ともすれば反日報道の多い昨今、このように懸命に日本語を学び、日本軍歌を歌い、日本を尊敬する方々もいることを読者に知って欲しかった。

※YouTube
日本語、ミャンマー語で日本の軍歌を歌う、国軍アカデミーの卒業生

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