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シリア情勢(19日)

シリアの情勢は19日も政府軍、民兵による殺害と逃亡兵と政府軍との衝突が続いているとのことですが、他方シリア政府はアラブ連盟に対し、激しい非難を始めました。

19日付のl jazeerah net の記事から、次の通り。

・人権組織によれば、ホムスでバース党の民兵(幽霊と言われているが)が民間人9名を殺害した。またホムスの郊外では、政府軍の住宅に対する砲撃で婦人2名が死亡した。

(シリアでは、よくバース党の民兵が治安部隊とともに民衆の弾圧に当たっていますが、実はアサドの父親が政権を掌握するまでは、バース党内でも内紛があり、その都度背広に銃を持った民兵が街に繰り出して、民衆から恐れられていたものです。それが無くなっただけでも、シリアの人は歓迎していたのに、今度は民兵が軍と一緒に民衆を殺して回っています。少数政権のアサドには治安関係者が不足している所為でしょうか?それともバース党の連中は、今回大人しくしていると政権が崩れ、自分たちの地位、命さえ危なくなるとの危機感を持っている所為でしょうか?いずれにしてもこのような民兵の行動が民衆のバース党に対する憎悪をさらに煽っていると思います)

・レバノン治安当局によれば、シリア軍が19日朝ベッカ高原で1・5km越境して、シリア人1名を殺し、その弟を誘拐したと伝えている。住民によればシリア軍は活動家及び逃亡兵を追っていたものであるが、この地域では最近激しい戦闘が続いていた由。

・シリア軍からの逃亡兵はさらに増加し、彼等とシリア軍との間で、特にダマスカスの郊外、ダラアの郊外で激しい戦闘が続いている。

・シリアの政府系紙al thaurah は19日、アラブ連盟が他の外国勢力とともにシリアに対する陰謀に加担しており、これはアラブ世界に重大な損害を与えるものである、と激しく攻撃した。

同紙は、アラブ連盟はアラブ諸国のために行動すべきであるのに、米国、イスラエルその他のアラブに敵対的な勢力のために働いていると攻撃した・

(シリアの新聞は、よく政府の代弁者として、その敵に対して口汚い攻撃をすることで知られていますが、上記の非難の口ぶりはある意味で典型的なバース党の八つ当たりです。シリアはアラブ連盟の決定に対して前から非難していましたが、ここまで非難するとは、おそらくアラブ連盟の次回外相会議ではシリアの資格停止は必至と呼んで、先手を打って攻勢に出たものでしょう)

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/B72D00ED-570C-4800-A29A-773D5DFB6A25.htm?GoogleStatID=1

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/A8E76B37-3845-4916-8547-F8E21D6DA06D.htm?GoogleStatID=1

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