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中国輸出、3月は前年比+11.5% 15年6月以来のプラス

[北京 13日 ロイター] - 中国税関総署が公表したデータによると、3月の輸出はドル建てで前年同月比11.5%増と市場予想(2.5%増)を大幅に上回り、2015年6月以来9カ月ぶりにプラスに転じた。伸び率は15年2月以降で最大。中国経済が安定しつつあることを示す内容となった。ただ、エコノミストからはベース効果や季節要因が影響したとの指摘もある。

2月は25.4%減少し、09年5月以降で最大の落ち込みを記録していた。

3月の輸入は前年比7.6%減少とマイナスが続いたが、市場予想(10.2%減)よりも小幅な落ち込みにとどまった。2月は13.8%減だった。

免税品輸入などの大幅調整が影響したものの、大方の主要コモディティーの輸入量は増加した。

アナリストは香港からの輸入が前年比116%増と予想外に増加したことに留意し、表向きは輸入取引だが実際には元建て資産からの資本流出を示している可能性があると指摘している。

貿易収支は298億6000万ドルの黒字。市場予想は308億5000万ドルの黒字だった。

1─3月の輸出は前年比9.6%減、輸入は13.5%減だった。

HSBCのアナリストは「昨年の水準が低く、ベース効果がかなり大きな要因になったと考える」と述べ、旧正月の時期が毎年変わるため、3月の輸出データの多くは実際には2月の受注分をある程度反映しているとの見方を示した。

またコメルツ銀行のエコノミスト、周浩氏は「アジア全般の経済指標を見ると貿易セクターは引き続き逆風にさらされるようだ」と指摘。

「さえない経済見通しを踏まえ、アジアの貿易の伸びは全般的に今年制限されるだろう」と語った。

人民元建てでは3月の輸出は前年比18.7%増、輸入は1.7%減、貿易収支は1946億元の黒字となった。

税関当局の報道官は、中国の対外貿易は今年もなお比較的大きな下向きの圧力に直面しているとの見解を示した。

また、3月の輸出の伸びについて比較対象となる前年の水準が低かったことと、政策措置が一因と指摘した。

*内容を追加します。

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